Re: 因果律と自由意志


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投稿者 スターダスト 日時 2004 年 5 月 08 日 11:49:40:

回答先: Re: 因果律と自由意志 投稿者 スターダスト 日時 2004 年 5 月 08 日 10:37:51:

ええっとですね(^^
昨日以来
伊知地さんのご投稿を何度か時間をおいて読み返している最中です。
なんどとなく読み返していろいろな反応が自分の中に
出てきているのですが
ちょっと試して見た通り、
最初の1行、

|>心は内在的な《現象》であると思います。

だけで、膨大な想念が去来し、そして、
それを苦労して「超」短めに日本語にしてみたのです。
ですが、あんなに長い投稿になってしまいました。

1行でこんなですから、ご投稿の全ての行に
感想をつけたらとんでもないことになってしまいます。
断念しました。書いてみるまでわからなかった私の
バカさ加減をお笑い下さい>皆様

|>心は内在的な《現象》であると思います。
|>現象である、というのは心がいつも結果だからです。

ええ、ええ、伊知地さんのおっしゃられる通りです。
まぁ、アダムスキー哲学で言うところの
「センスマインド」は「結果の世界」に縛られています。
と書くと、Ka++さんに叱られるかな?JOKEですよ。>Ka++さん。

日本語で近い語感だけど、微妙にちょっと違う、、うーん。
とりあえず、「センスマインド」を「心」とし
「ソウルマインド」を「魂」として使うといいのかなぁ。

(微妙にちょっと違うと思っているのは、一部の人にしか
わからない書き方をすれば、
「心」の中に「魂」が滲み出ているからでしてねぇ。
完全に分離することは出来ないなぁと思っているので。
困ったよなァ。確かに分離してるけど完全に分離したら
死んでしまう。)

|>心は内在的な《現象》であると思います。
|>現象である、というのは心がいつも結果だからです。

ですので、
このへん、わからなくもないです。
伊知地さんのご投稿を繰り返して読むうちに
アダムスキーの著作を何度か読み返している人なのかなぁ
と素朴な気持ちが湧き出して来ました。

ちょっと長めに引用します。

|>心を生じさせているものはわれわれの脳を
|>含めたわれわれの身体そのものである
|>と思います。正確に言えば、われわれの心は
|>われわれの身体そのものであると思
|>います。《心は身体に宿っている》という
|>古典的な考えには従うことが出来ません。
|>だから、どちらかが片方の力に従っているわけではないと
|>思います。心と身体は一枚の紙のように表裏一体であって
|>いずれかが主体と言うものでもない。
|>薬剤の投与や脳内物質の分泌、あるいは電極の利用によって
|>われわれの心の状態が著しく変化することが知られています。
|>逆に、心配事があると胃酸過多で胃が痛くなったり、
|>心の持ちようで身体能力が向上したり、病気の快復が
|>早まったりもします。これは一見物質である身体と
|>精神である心の相互作用にも思われますが、単に一つの
|>事象の表裏を語っているに過ぎないともいえるわけです。
|>心と身体は双方とも《結果》ですが、
|>同時進行していると思います。
|>一枚の紙の片面を折ると、裏にも同じような折り目ができます。
|>心の傷と申しますが、深刻な精神障害を負った患者の脳には
|>物理的な傷が観察されるともいいます。これは
|>心のショックによって脳に傷がついたわけでもなく、
|>脳内の変化が心の病をひき起こしたわけでもないと考えます。
|>どちらも原因ではなく別側面の結果にすぎません。
|>われわれの立脚点によって心が主人公になったり、
|>身体が主人公になったりするだけのことです。

このあたりなんかは、ほとんど完全に私は同意します。
『もの』と『こと』に名前をつけても、全体を統合すれば
『ものごと』の現われですしねぇ。
『もの』として肉体的な意味での【脳】、
『こと』としていわゆる精神的な諸活動としての【心】を
あててみれば、もう、表裏一体であることは明らかなのでして。

むしろ【心】だけが単体として存在しているなんて
考えづらいです、私には。ですので、
伊知地さんのお言葉は、上の引用の部分については
スラスラとわかるのです。
本当は1行1行、微妙に感想を書きたいのですが
省略します。

|>自らの心の一瞬一瞬を自らの意志で決定する、
|>つまり、自己原因的であるすべを
|>われわれは知りません。たとえ1秒後であっても、
|>自分の心の状態を予測したり、
|>決定したりすることは経験していませんし、不可能です。

いや、ここでおっしゃられていることとは、
既に私が同意していることからは帰結できないのです。

『私はこのステキな人と結婚したい』と思わなければ
地球に人類は存在していないだろうなぁと思ったり
します。

|>自らの心の一瞬一瞬を自らの意志で決定する、

このことは、しばしば難しいことだなぁと
確かに思いますけれどね。
完全にコントロールすることは本当に難しい。
だけれども、

自分のありようをみて、なんらかの行動を行うという
意思決定のプロセスはあると思うのですよ。
それが生命の歴史だったから。
環境があって、その環境の中で生きぬくにあたって
生物はさまざまな工夫をしてきました。
生きるために選択をしてきたはずなんです。
その選択の幅を最高度に広げたはずの生物が
ホモサピエンスです。
とうとう、自己言及するまでにいたったのですから。
環境に反応するだけでなく、反応の仕方そのものについて
考える事ができる存在に進化したのだと思いますよ。

だから、恋に悩んだりするわけで。
自分をみつめるわけですね。で、改善しようとする。
好かれたいから。

私のオバカな例で恐縮ですが、うまれてはじめて
強烈な恋をした時には、どういうわけか
毎晩500回くらい腹筋運動を出来るカラダを
作りました。
で、強化合宿があって、
私は皆が練習中に宣言して
連続して腹筋1000回やりました。
バカですけどね、強い意思は必要ですよ。
その意思は、私はホコリに思ってます。

|>自らの心の一瞬一瞬を自らの意志で決定する、

ということをシタつもりなのですがね。
でも、腹筋1000回が私の意思ではなく
伊知地がおっしゃられるように
環境による偶発的な行動だとしたら
なんだかとってもサビシイ気がしますね。

うまく言えてます?抽象論におちいりすぎないために
工夫はしているつもりなのですが。

|>心が自己原因的である
|>ためには、自分の心を支配するもう一つの心(主体)を
|>想定することになり、こ
|>れは無意味なことです。

私はこれを想定しています。
「心」の中に滲み出ている「魂」ですね。
無意味であるという説明が、
伊知地さんの文章からはわからなかったのでして。
(説明が省略されていたはずはありませんが、
(さきにも、私が述べましたとおり、
(長く引用させて頂いた、伊知地さんによる
(肉体と心の不可分性については同意していますし、
(そこから、いきなり、
(|>ためには、自分の心を支配するもう一つの心(主体)を
(|>想定することになり、こ
(|>れは無意味なことです。
(という結論は出てこないのでは?と思ったしだいです。

|>このことから、因果律から逸脱した自由意志というものが
|>存在したとしても、自己原因的な自由意志というものは
|>到底考えられないのです。

自分の生活ぶりをみると、やはり、自己原因的な自由意志を
もっているとしか思えないのですねぇ。直観的に。
「心」を暴走させて「魂」から離れれば堕落するし、
「心」と「魂」とを近づければ、なにかしらステキな事が
わかってきますし。
ちょっとこのあたり、私の説明も不充分ですが。
もうしわけないです。

|>われわれは自らの意志(脳を含めた体全体)を
|>すべての事柄を超越してにコントロールできる存在では
|>ありません。われわれは常に結果としてのみ存在します。

「全てを完全に」コントロールすることは現在出来ません。
でも可能性としてはかなりあるのではと思っています。
要は、その割合ですね。私達は私達自身の主人でなくては
いけません。自分を奴隷におとしめる必要はありません。

|>存在自体が宇宙の無限の表現としての結果なのですから。

これには全く同意いたします。
そして、宇宙の無限の表現には「自由意思」が含まれています。

|>したがって、
|>宇宙が決定論的な秩序に支配されていようが、
|>でたらめの秩序が混在している宇宙に存在
|>しようが関係ありません。

決定論的な法則のもとでカオスが誕生し
カオスの中から意思が生まれていることは
私には奇蹟としか映りません。

|>自由意志なるものはわれわれには存在していません。

結論と論証とのあいだにギャップを感じます。
逆に論証不可能な私の意見をここに書きますが(^^

全ての「もの」「こと」はそれ自身、
自由意思を持っています。
多くの場合、その自由意思は、宇宙の法則に
従っていますけれどね。

さらに論証不可能なことを言いつらねます。
まぁ、これからシャベル言葉は万人向けでは
ないのですが。

観測者がいるから波束は収縮する。
観測者は人間だけではない。
全ての宇宙の運動がそれ自身を観測している、
これがシュレーディンガー方程式に
与えられる解釈。

余談ですが
自由意思を宇宙という素材の上で実現する
神のトリックは、「自己言及性」にあると
思い、長年、関連する記事がみつかる都度
確信を深めています。
もしも、興味があるようでしたら、
「ゲーデル・エッシャー・バッハ」という
本がおすすめですよ>伊知地さん
数学基礎論の啓蒙書でもいいや。
自由意思の存在の根底がかかれていると思います。


==========

勝手なこと書きましたねぇ
また抽象論だとかしかられるんだろうか?(^^

まぁ許してください。



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