水の記憶


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投稿者 松本 日時 2000 年 10 月 07 日 13:16:24:

回答先: 細胞のキョンシー 投稿者 松本 日時 2000 年 10 月 05 日 22:53:27:

「水の記憶仮説」
”謎の科学30理論”ユニバース出版社に以下の
記事がありましたが、どんなものでしょうか?

・水は一度触れた物質を忘れない
1988年6月、ネイチャーが、フランスの生物学者
ジャック・ベンベニステ率いる研究グループの
一篇の論文を発表した。
それは4年にわたる綿密な研究の成果であり、
きわめて異常で不可思議な発見を報告していた。
彼らの実験によると、水が”記憶”をもつという
のである。
ベンベネステの結論はこうであった。
「水は生物学的、電磁気的な情報を蓄え、
”記憶する”ことができる。−ちょうど
磁気テープが会話や音楽を録音し、
再生するように」・・・・・・・・・・・

まず少量の活性物質を用意し、それを純粋な水に
入れて十二分に振り混ぜる。
次に溶液の10分の1をとり、その体積の9倍の
純水で薄める。
こうして作った溶液の量はもともと同じだが、濃度
は10分の1になる。
そこでこの方法は「10分の1希釈法」と呼ばれる。
この手続きを何度も繰り返して作られた溶液は、
希釈された順にD1、D2と呼ばれる。10回これを
繰り返してつくられた溶液はD10、12回ならば
D12だ。

もしこの手続きを十分に繰り返せば、最終的に水の中
には活性物質の分子はまったくなくなるはずである。
だがどのくらい繰り返せばよいのか。
はじめにコップ1杯分の物質があったとする。
その10分の1をとり、水で薄める。(D1)
これを12回繰り返せば、およそ10億個分の活性
物質の分子がコップの中に残る。
これは莫大な数に思えるかもしれない。
だが、10億個に対してコップの中の水の分子の数
は10の24乗個である。
これは1の後ろに0が24個も続く数、つまり1兆個
の1兆倍である。

これをさらに12回繰り返せばどうなるか。
理論的にはコップ1杯の液体の中にはたった1個の
活性物質の分子しか残らないことになる。
これはもうどうやっても測定できない量である。
もしこの手続きをさらにもう1回繰り返せば、液体
の中の分子の数は確率的には1以下になる。
つまりD24が、その物質がゼロになるかどうかの
境界ということだ。

ベンベニステはここで、希釈液が活性物質の性質を
保持できるかどうか調べる手法として、免疫反応に
目をつけた。・・・・・・・・・・・・・・・・

実際には、水の記憶の実験は次のように行われる。
まずさきほどの方法で高希釈した2種類の溶液を作る。
その一方はアレルギーを引き起こす抗原を薄めた
ものであり、他方はただの水を希釈したものである。
この第2の液体は比較のための対照用で、実験の際
に別の要因が関わっていないことを確かめるために
使われる。

実験の第2段階では、実験者は2つの溶液に着色
した白血球の入った少量の血液を加え、顕微鏡で
血液中の白血球の数を数える。
もし白血球が色を失えば、活性物質がアレルギー
反応を起こしたことがわかる。
したがって、対照用の溶液中の白血球の数よりも
抗原を高希釈した溶液の白血球の数の方が少なけ
れば、水が抗原を”記憶していた”ことになる
だろう。

ベンベニステらの実験結果は、水の記憶力の存在を
強く支持していた。
明らかに、抗原の希釈液に含まれる白血球の数は
少ないという傾向が認められたのだ。
フランスの物理学者マイケル・シフがすべての結果
をまとめたところ、453回の実験中、実に326回
が肯定的な結果であった。
これらの結果は、単なる偶然では説明できない。
信じがたいことだが、「希釈液中にはもはや存在し
ないものが、化学的な影響力を行使している」ことを
はっきり示しているのだ。

1992年7月、ベンベニステのグループは水が記憶した
情報の電送実験を始めた。・・・・・・・・・・・

ベンベニステは次のように言う。
「われわれの実験は、生物学的活性が電気回路を
通じて移動することを明らかにした。それらは
分子情報が電磁気的な性質をもつことを示し、
さらに水がその情報を蓄える媒体として働くこと
を証明している」




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