Re: 細胞の世界 E


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投稿者 松本 日時 2000 年 12 月 21 日 21:43:32:

回答先: 細胞の世界 E 投稿者 ナチュリン 日時 2000 年 12 月 19 日 23:21:32:

|> 通常、細胞の器官は核内のDNA神の
|> 指令にもとずいて、作られるんだけれど、
|> なんとミトコンドリアの基質にはオリジナル
|> のDNAとリボソ−ムがあるんだ。
|> つまりミトコンドリアはミトコンドリアから
|> できる、特別な存在なんだね。

∇ミトコンドリアのDNAから以下のことが解析
されているようです。もうご存知だったのかも知
れませんが。

ミトコンドリアDNAが語る人類の移動
「別冊・日経サイエンス132」より
・世界中の人々から採取したミトコンドリアDNAを
比較することによって、現生人類の大移動を追跡
できるようになった。この解析は多くの研究室で
行われている。研究グループによって計算方法が
違うため、はじきだされた年代は少しずつ異なっ
ているが、さまざまな大陸の住民が移動した年代
をおおよそ推定できるようになった。
 私の研究室のデータによる筋書きは、ホモ・サピ
エンスは約13万年前にアフリカに出現した。7万3000
年前までには、最初の人類集団がアフリカを出て
アジアへ移動した。5万1000年前までには別の一群が
中東を離れ、ヨーロッパに定住した。
 数回にわたって、初期の現生人類はアジアから
新世界へ移動した。約3万4000年前にシベリアを通
ってアラスカへ渡った人々は、その後、北アメリカ、
中央アメリカ、南アメリカへと南下した。そして、
彼らがアリゾナのピマ族やメキシコのマヤ族やベネ
ズエラのヤノマミ族のような古アメリカインディアン
の祖先となった。1万5000年前にはアジアからの移動
第2陣が、シベリア中部を迂回して岸に沿って航海し
てアラスカに到達し、アメリカへ広がった。彼らは
すでに暮らしていた先住民と交わり、現在のアメリカ
先住民の言葉を話す古アメリカインディアンとなった
のである。
 約9500年前には、シベリアから脱出した一団が
ナデネ大語族の創始者となった。北西カナダ人、アラ
スカのアサバスカン部族(ドグリブ族など)、南西
アメリカのアパッチ族、ナバジョー族などがこれに
あたる。イヌイットとアレウト族が北アメリカへ移動
した時期や、南洋諸島の住人が太平洋上に移動した
時期については、ごく最近のことなのでミトコン
ドリアDNAの解析では知ることができない。・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(D.C.ウォレス)




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