Re: 長文ですみません


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投稿者 ラピス 日時 2002 年 8 月 13 日 19:33:56:

回答先: 長文ですみません 投稿者 日時 2002 年 8 月 11 日 04:02:42:

純さん、こんにちは。
私の懐かしい言葉を、今もこうして誰かが覚えていてくれるというのは、何とも言えない感慨深さがありますね。

こちらでは今は殆ど書き込みをすることなく、思い出した時に皆さんの書き込みを拝見している程度です。

皆様には、ご無沙汰しております。

大切な方を最近亡くされたとのこと・・・心からご冥福をお祈りいたします。


「死」というものについて、私なりの視点、というものはあり、死後魂の行方についても、数々の関わった経験などからある程度の理解はしているつもりです。

以下でお話するのは、あくまでも、私なりの視点、ですので、そのようにご理解くださいませ。

人間の魂は、肉体を離れると同時に、この肉体が存在している世界と重なって在る次元へと移行します。
・・・と、この言い方は本当のところ、少しニュアンスが違うのですが、つまり、肉体的な視覚では捉えられない状態になる、ということです。

この宇宙は、幾重にも重なり合う次元によって成り立っている、と私は感じています。
肉体(物質)の世界、想念の世界、と、周波数が変わるに従って、まるで同時には存在していないかのようにも見えますが、それらの世界は同じように「ここ」に存在しています。

そうして存在する世界のひとつに、いわゆる「霊界」と呼ばれる次元もあるようです。

・・・ようです、というのは、私自身があまりそれらの存在世界とはアクセスをしていないため、「感じる」ことはあっても、さほど深くその世界について、「経験する」ことがないからです。

それぞれの世界(次元)についての捉え方も、実に多岐に渡っておりますし、「こうです」と申し上げるほど確定できるものでもないと、私自身は考えていますので、どのように捉えられていても、その人なりの視点で同じものを見ているのだと思います。


私にとって、最も優先することは、「今」を生きることに他なりません。
様々な次元、様々なエネルギーの状態・・・もちろん私が経験し得たもの、と限定して、非常に些少ではありますが、その経験の中から私が得たものは、そうしたものを如何に「今」を生きることに使えるだろうか、ということです。


大切な人が亡くなり、その人の魂はとうにこの次元を離れ次の転生へと向かっている・・・(肉体を離れる折、肉体に伴う「情」というものは、既に魂の「記憶」としてのみ存在し、肉親などと交わす暖かで密度のある接点は、肉体を脱ぎ捨てると同時に変化していくようです)・・・あらましとしてはそんな感じなのですが、肉体を持つ側には、「悲しみ」という感情が当然あるでしょう。
失う悲しみ・・・これもまた肉体を持つが故に存在する感情というものなのですが、それはこうして生きているならば、当然のことですね。

そうした悲しみを乗り越えて・・・というお話もよく耳にしますが、私が感じるところ、悲しみを無くしてしまうことは不可能です。

その悲しみがあればこそ、私たちはこの肉体を「生きる」という経験を深め、また人という存在そのものの尊さを知り、人と人との接点が豊かに広がる、ということを知るわけですから。

ですから、私はいかなる感情であろうと、その人の魂にとっては「かけがえのない宝物」であると考えています。

けれど、ある感情によって「今」を生きることに困難が生じる時、そうした感情というエネルギーをどのように転換させて、生きることの推進力としていけるか、という手助けをすることが、今私のしている仕事でもあります。

少しお話が逸れてしまいました・・・
霊現象に関して少し・・・

先ほどもお話しましたように、霊界と呼ばれるものは「ここ」に同時に存在しています。
けれど、そこに私たちの死後の魂が長く留まることはありません。
一般的に言われる霊的な現象、というのは、自らの「死」を認識せぬまま漂っているエネルギーが引き起こすもも多く(もちろんそれだけに限りませんが)、通常私たちの魂の多くは「行く先」をちゃんと認識して、死を迎えるものです。

そして、「霊」と呼ばれるエネルギーが、人間に対してなんらかの影響を一方的に与える、ということもありません。
人間の側がそれを意識的、あるいは無意識的に許可した場合にのみ、霊とのアクセスが生じます。


霊障などと言われる現象は、ある意味その人自身が望んで、ということになりますが、無意識のうちにそうした選択をしている場合が殆どですので、「悪い霊のいたずら」のように言われたりもするわけです。

また、死んだ身内の霊とのアクセス、という場合、私たちが自分自身の遺伝子的な情報として持っているものの作用、ということもあるようです・・・これについては詳しいお話をできるほど私も理解を深めておりませんもので、お話は省かせていただきます。


また、スターダストさんがおっしゃっているように「霊そのものが存在している」のかどうか、については、私もはっきりと言いきれない部分があります。

それほど人の想念というものが、エネルギー的なレベルに於いて及ぼす影響というのは大きいわけです。


どの現象が人の想念そのものに依るものか、或いは霊というものの仕業なのか・・・という部分を解明することより、そうした現象そのものを引き寄せた「本人」の在り方こそ、私にとっては重要視したいところであるからです。


多くの情報を得ることのできる時代でもありますが、そうして得た知識は、私たちが実際にそれを使い、経験することによってのみ「魂の智慧」となります。

純さんが得られた様々な情報を、どうぞご自身の生を豊かに広げ行くために、これからもお使いくださいね。


仕事柄、こうしたお話をする機会は多いのですが、なかなか私自身の中でもまとまりがついていない部分は多く、言葉足らずな書き込みになってしまいましたこと、ご容赦くださいませ。


愛を込めて。





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