Re: ある断片


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投稿者 でんでん 日時 2000 年 9 月 26 日 00:57:57:

回答先: Re: ある断片 投稿者 松本 日時 2000 年 8 月 20 日 18:06:10:

はじめまして、楽しく読ませていただいております。

|> |> −−−−−−−−−−−−
|> |> 断片1
|> |> −−−−−−−−−−−−
|> |> ノイマンの無間次元線形ベクトル空間における
|> |> 状態の記述は
|> |> 基本的な考え方として有効でした。
|> |> 波は、ありとあらゆる振動の合成であり
|> |> ひとつの調和振動子にひとつのベクトルを
|> |> 与えれば、無限の表象を持つ「状態」は
|> |> 無限次元空間で表現されるからです。

|> 無限次元のヒルベルト空間のこと?

「現在」は、ヒルベルト空間の中の1点として表されると
思います。
また、ヒルベルト空間の中で移動した軌跡は「時間」として
認識されるものになると解釈できます。

コペンハーゲン解釈では、収縮していない量子の状態は
議論する意味がないということになっていたと思います。
この解釈のしかたを変えると、観測されていない対象は、
状態が定まっていないため、ヒルベルト空間における位置が
定まらず、故に時刻すら特定できないということになります。

はたしてこれが本当かどうか5年くら前から実験を繰り返して
きました。
特殊な素子を開発し、これが発生する電子乱数のを情報処理し、
CRTにグラフで表示し観測者に見せるというものです。

実験から得られた結論。
無人状態では、グラフは正しく確立論に従う分布を示します。
観測者が見たグラフは明らかに意志が反映された偏りがあります。
これは、達人であっても凡人であっても同じ結果になります。

凡人でも同じ結果が出るようにするために生のデータをちょっと
処理しなければならないのですが、基本的考え方はノイマンの仮説に
基づくものです。

乱数発生素子から出た信号が観測者に届くまで、幾重にも
電子素子を通過しているわけですから、コペンハーゲン解釈的には、
何度も状態が収縮し、完全に確率波の位相情報を失っているのでは
ないかと思ったのですが、結果はそれを否定することを示唆して
おります。

次に観測されていない対象は「時間」に制約されないかどうかを
検証するために、生データが表示されるまでに長い遅延時間を
設定しました。

結果は、表示されるグラフは、観測者の意志に対して時間の
遅延無く反応しました。

つまり、生のデータは意志よりも先行して変化していたことに
なります。やった本人が不気味に思っているので納得するまで
追試しております。

そのようなことから、観測の問題に関する実験は「時間」
というものを理解するのに役立つテーマになると思います。

遊びで、意志でスイッチをON/OFFさせてみたり、
光源の光量を植物自身に調節させてみたりしています。
状態を収縮させるのは、どうやら人間だけではないようです。

今のところ、この実験装置は、観測者を選ぶことはできませんが
ロックインアンプの原理をヒントに特定の意識に同調することにも
取り組んでいます。

電波受信機ははじめは振幅のみを捉える回路でしたが、
その後、周波数に同調する回路が付加されました。

同様に意識の捉えるシステムも最初は振幅のみに同調し
次の段階で周波数に同調するようなものができると思います。

電子乱数装置は、情報セキュリティの面で役だっております。
一回しか使わない乱数は、最強の暗号が生成できます。
といっても実務に使うほどの機密情報がないので、
他愛もない戯れ言や・・・画像をテストに使っているだけ
だったりします。 ^_^;



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