Re: 磁気モーター


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投稿者 松本 日時 2000 年 8 月 26 日 09:02:15:

回答先: 磁気モーター 投稿者 スターダスト 日時 2000 年 8 月 18 日 21:36:43:

|> 逆にこの非常識さから、バンデンバーグの磁気モーターに
|> 妙な信憑性を、私は、感じてしまう。作り話ならば
|> 常識的な説明をしたほうが楽だからだ。


磁気モーターの原理はどうなっているのでしょうか?
 また重力と磁気についてその関係はどうなっている
のでしょうか?空間と時間は?

「ファインマン講義;重力の理論」
 理論物理学における最大の成果だと言われている
アインシュタインの重力理論は、重力現象と時空の
幾何を結び付ける美しい関係を導いた。
 どんな子供でも理解できる。・・・・・・・・
 そしてある世代の物理学者は、重力と電磁気を
一つのものに統一しようという、いわゆる統一場の
理論を作ろうと努力をした。
 統一場の理論はどれも成功しなかった。
 アインシュタイン自身もこの問題を研究し、
彼の結果は少なくとも筋は通っているが、しかし、
重力と電磁気を結び付ける統一場の理論は成功した
ものはない。
 成功したものがあったとしても、短命だった
だろう。
 現在我々は、物理の中には電磁気と重力以外に
たくさんの力があることを知っている。
 中間子やニュートリノや、その他30以上も
ある多くの粒子の統一についても悩まなければ
ならない。
 この世の中には電気と重力の他にもたくさんの
ものがあるので、電磁気と重力だけを統一しても
偉大な成果とはならないだろう。
「重力現象の特徴」
1.慣性質量と重力質量の比は10の12乗分の1
 の精度で一定である。
2.物質と反物質が重力に対して同じように振舞う。
3.粒子間の力として考えたとき、重力は他の力と
 比べて非常に弱い。
 たとえば、2つの電子間の、電気力と重力の比を
計算すると、
 F(電気)/F(重力)=4.17×10の42乗
となる。重力はこれほど弱い。
 
「磁気」
1.磁石に閉じ込められた磁束線
 直径0.2ミクロンの小さな六角形の板状の
コバルトを干渉顕微鏡で見ると、同心円状の
干渉縞が観察できる。
 この干渉縞は、コバルト内部の磁束線を示して
いる。ただ、磁束線は粒子の中を回って、外には
一切出て来ません。
 コバルトは磁石の材料ですが、磁場が外に出て
来なければ。砂鉄を振りかけても、磁石かどうか
すらわかりません。
 電子線を使うことによって、初めて内部の磁束線
が見えるようになったのです。
 磁束線はファラデーの予測した通り、輪になって
います。
2.アハラノフーボーム効果
 電磁場は目で見ることができないので、そこに
電荷や磁石をもってきて、それらに働く力として
定義した。が、電磁場がない所を通った電子に
物理的な影響が及ぶとしたら、「電磁気とは一体何
だったのか?」ということになる。
 電磁気を基本から問い直さなければならない。
 電磁気力、核力、重力といったこれまでまったく
異なった種類の力であると思われてきたものが、
この視点に立つと、統一的に把握できるようになる。
 そこでは、電磁気の最も基本的な量は、電場や
磁場ではなく、ベクトル・ポテンシャルであると
見なされ、「ゲージ場」と呼ばれる。
「それでも物理はまわる」M.P.シルバーマン
に詳細が記載。(1997年)
しかし、この後、反論が出てきている。





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