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更新日: 2012/01/09

アダムスキーは不滅なり

久保田八郎


 この記事は、1982年11月14日に仙台市で行われました、『日本GAP・第3回仙台・山形合同支部大会』での、久保田八郎会長の講演の筆記録です。この内容はその後、久保田会長により加筆訂正が行われました。
 GAP活動の意義、個人の実践にとって重要な示唆が数多く語られております。

もう一つの記憶要素

 本日は題名は「アダムスキーは不滅なり」ということなんですが、なぜ不滅かと言いますと、今でこそ一般には認められないわけですが、今後いつかまた再浮上してきて、そして、日本はおろか世界的に知られるような時が来るだろうと、こう私が確信しているからであります。

 今の時代は丁度、イエスが2000年前に亡くなられて、それから300年後のローマの国教として認められるまでの間の大弾圧時代ですね。その迫害時代に相当するんじゃないかと思います。私たちはそんな迫害を受けているわけじゃないんですがね。ただアダムスキーという名前はもうほとんど認められなくなったというくらいで、それは一般のことであって、私たちは結束して研究・実践をやっているのでありますから、それはそれでやって行けば良いと思います。ですが、いつか世界中が驚嘆して偉大な人であったと認めるときが必ず来ると思います。いつ来るかということはわかりませんが、何百年後ではないでしょう。二・三十年以内じゃないかと見ています。

 そこで多くの人が疑問を起こします。そんな重大な人ならば、また重大な事件があったならば、なぜ今多くの学者とか、政治家がそれを認めないのかと。これは私が今まで何度も受けた質問です。私みたいな全くの無名の田舎青年がこうして一生懸命やっているというのはまるっきりおかしいのじゃないのかという方もあるんですが、これに対する解釈としましては人間の大脳による推理力ですね。大脳のどっちか半分を使っているようですが、その大脳の推理力以外に、もっと別な記憶要素が人間の内部にありまして、それが本人に何か根本的な衝動を起こさせるのではあるまいかというふうに考えられるんです。

 これは今の科学、医学では解明できないことで、その科学的な根拠とか、物的証拠というものはありませんから、あまり声を大にして言えないんですが、とにかく同じ様な環境に生まれ育って、同じ様な教育を受けながら、一方では全くこんなことを信じないで、お金、社会的地位や利権を求めて生きている人。それから一方では、利権にはあまり関心がなくて、宇宙の法則とか、まぁこういう問題ですね。別な惑星には偉大な文明とか人間がいるということを一生懸命に研究する方もある。同じ様な教育を受けながら、なぜ人間はこうまで分かれてくるのだろうかということが、もう大変不思議なことなんです。

 皆さん方の中にも高度な教育を受けられた方があると思いますが、同じ有名大学を出られた方でも、大半の方はこういうことに関心を持たないで、立身出世街道を歩んでしまう。自分は違うんだという方がいらっしゃると思いますがね。そういうふうに分かれるということは大変不思議です。

 これは今申し上げましたとおり、何か今の科学で解明できない記憶要素というようなものがあるんじゃあるまいかと思うんです。これをカルマといいます。カルマといいますのは、よく私たちが使う言葉ですが、これは古代インドの言葉でありますけれども、本当の意味はそういう意味じゃないかと思いますが、今私たちはこれを"宿命"というような意味にとって使っているわけでして、古代インド哲学の使っていたカルマとはちょっと意味が違うんですが、まぁそれはいいでしょう。"宿命"というような意味でカルマと言っています。

 

円盤を目撃

 しかし、根本的にはですね。アダムスキーが撮影しましたのと同じ様な金星型と言われるもの、すなわち金星のスカウトシップと言うんですが、偵察機ですね。それと全く同じ形の円盤が依然として世界中に現れますし、それから巨大な母船も目撃されているということなどから考えますと、アダムスキーがあの写真をねつ造して、模型か何かを写したんだという説が完全に誤っていることがわかります。

 いまだに言う人があるんです。あれは模型を撮影したと。日本でも有名な研究家が、まあ有名かどうか知りませんが、多少名の知られているUFO研究家と言われる人が言っていますね。名前は出せないですけど何人かいるんです。そしてアダムスキーを詐欺師だと言うんですが、それならば、いまだにああしてアダムスキータイプの円盤が世界中で出現してきて、しかもアダムスキーのことを何も知らない人までが、それを見たと言って、また円盤や母船の写真まで撮っている事実をどう説明するかというと相手はギャフンとなるでしょう。

 私自身もいわゆるUFOと言われる物体を見るんです。昨日も仙台へまいります途中、私一人できたんですが、宇都宮を出てから十分位して、時間で三時位でしたかね、汽車の窓から、私はずーっと空中ばっかり見て、想念を送っていたんです。田園地帯の上空の斜め上を黒い物体が真っ直ぐにスーッと非常にきれいな飛び方をして流れたのを瞬間でしたが見ました。それまで鳥をたくさん見ていたんですが、鳥とは全然別なものです。
 それからご存じのように7月4日には、静岡支部大会の翌日に、32名で市内観光に出ましたとき、2機の円盤がしょっちゅう私たちを上空からつきまとうようにして飛んで歩いた。これはもう大勢の人が見ていますね。絶対間違いありません。

 

住み良い世界のために

 そうじゃなしに、私たちはそんなことよりも、自分自身を向上させよう、それから人を助けよう。助けるといっても、お金が無くて困っている人にお金を貸してあげようということじゃなしに、他人が向上するのを助けてあげる。精神的な向上をですね。これを助けてあげる。そういうような活動をしてやっているわけです。

 なぜ人間は自分が精神的に向上しなくちゃいけないかということなんですが、それはようするに、世の中が調和して住みよい世界になるために、各自人間は向上しなくてはいけないということでして、住みよい世界にすればよいわけです。これは私たちばかりでなく、世の中の人全部がそう考えなくてはいけないのですが、皆考えないですね。住みよい世界にするためには調和ある世界にしなくてはいけないんだということなんですが、皆、考えない。

 そうして結局の所、自分さえよけりゃということになるんですが、そのために大変動、大変災、あるいは大戦争というふうなものがあるんじゃあるまいか、ということになります。そういう場合にまた私たちは私たちで、助かって結束して宇宙の方向に行こうではありませんかということでここでやっているわけです。

 

真に助かるとは

 その大変災があるかどうかはしりませんが、もしあった場合に、それを助かるということは、これはどういうことかということを、突き止めて考えれば大変難しい問題です。例えば日本列島をあちこちドカンドカンと巨大な地震があり、政府が壊滅状態になったというようなことになりますと、もう自分は助かったといっても、それは考えてみれば大変ひどい状態の世の中に生きることですから、食べ物もない、殺人、強盗が至る所で行われるというようなそういう世の中になりますと、それは第二次大戦直後のあの日本の大混乱状態を考えてみればわかることなんです。

 だからそういう場合に本当に助かるとは、どういうことかというのは難しい問題ですが、もう一つ私たちが助かるという問題を考えてみますと、生まれ変わって行くということですね。これが最大の助かるという意味ではあるまいかと思うんです。

 ところが、これには資格が必要でして、誰も彼もそういうよき惑星に転生できるということにはなりません。こればっかりは自分で自分の魂を磨いて、そうしてそのような準備をしなくてはいけない。人にやってもらうわけにはいかない。こればっかりは自分のことです。

 

偉大な惑星に生まれ変わる準備を

 地球の惑星に生まれ変わるか、あるいは別な惑星に瞬時にして行ってしまうかは、息の切れる瞬間です。息の切れるちょっと前頃に自分がどういう想念を持っているかということなんです。これは大変重大なんだそうでして、例えば、転生しなくても自分はまだ地球にいたい。地球に生まれ変わって、しかし今度は女に生まれ変わろう。素晴らしい美人に生まれ変わろうというような気持ちがあれば、強烈な想念を持てば、やっぱりそういうふうになるそうですね。

 ところが、今はそういうようなことを誰も教えないし、考えもしないで、みんな苦しみながら死ぬ訳です。だから結局それによって自分の過去、つまりこの今生における積み重ねの業績によって自動的に行く先が決まってしまう訳なんです。自動的に…。

 ですから、もし皆さん方が、偉大な別な惑星に転生するんだ、偉大な惑星に行くんだということをまず強烈に意識して準備をするのです。そのために私たちは、このような研究活動をやっている訳なんです。

 例えば、イエスが教えておられた頃に、一人の金持ちの青年がやって来た。そうしてイエスに何と言ったかといいますと、
 『先生、私でも天国に入れますでしょうか?』
と、こう聞いたわけです。そこでイエスは何と言ったかといいますと、
 『おまえ何をいうとるか、お前のような金の餓鬼が天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るよりも難しいんだ。そんなことを考えるよりも家に帰って寝とれ。その方がラクダ』(一同笑)
と言ったかどうかは知りませんが、青年は悲しそうな顔をして帰っていったということです。

 この青年も私はたいした人だと見ていますがね。普通だったら逆に反発して、何を言うかこのじじいと。自分は金がないものだからそんなこと言ってらと言って、怒って帰ったかもしれない。ところがこの青年は、悲しそうな顔をして帰っていったということは、相当出来た人ですね。

 これはどういうことかといいますと、偉大な惑星へ転生するのに、金でもって転生用の切符を買うことは出来ないんだという意味で言ったと思うんです。転生するための切符は、金では絶対に買えないんです。だいいち、そんな切符を売っている所もないんです。だからお金のようなものに関心を持っているだけじゃダメだという意味で言ったと思うんです。

 

平等に大切に

 しかし、私はここでお金を軽蔑するようなことを言っているんじゃないんです。地球は数千年間にわたって、いわゆる貨幣経済で成り立ってきた社会で、お金がなかったら私たちは生活できない仕組みになっていますからね。

 お金というものは、今、必要なものです。これは一種の約束手形と同じ様なものです。例えば、千円札があるとしますと、これを持って行けば千円相当の品物をあげますという一種の約束手形です。大事なものです。私たちが事業をやっていて約束というものを非常に大事にするのと同じように、大切に扱わなくちゃいけないですね。だからそれはそれで、大切に扱うというような気持ちをもって、そしてそれを有効に使うということが必要だと思いますが、しかしまた一方、このお金ばっかりに執着して、他のことは何も考えないというんじゃ転生は出来ないということになりますから、両方を大切に考える。両方というよりも、もっと大きく考えますと、世の中のありとあらゆるものを平等に大切に考えなくちゃいけないということでしょうね。

 なんでもすべて必要ですから、不必要なものはまずないと考えられますからして、あらゆるものを平等に大切に考えるべきでしょう。だから金を粗末にする人は、お金が寄りついてこない。お金の方から嫌がって寄りついて来ないからです。

 じゃ、そのお金に執着を持つことかというと、そうじゃなくて、お金をかわいがるんです。かわいがれば寄りついて来るんです。執着とかわいがるということは、別問題です。ですから私たちは、とにかく転生というような壮大な宇宙空間の現象を念頭に入れて研究活動をやって行こうじゃありませんかと呼びかけたいのです。

 

アリス・ポマロイ婦人からの書簡

 人間は、あまりにも現実の一瞬一瞬にとらわれ過ぎています。確かに現実の現在が、この一瞬が重要なのです。とらわれるということと、重要視することも別問題だと思うんです。

 転生の問題で必ずつきまとうのが、過去生の問題です。これはもちろん転生があるからには、過去生というものがあるんですが、これにあまりにもこだわりすぎて、やれ過去生がどうだった、過去はどうだったというふうに、そんなことばっかりいっている所じゃ、宇宙的な向上はあり得ない。

 アメリカのマサチューセッツ州のノースボローという小さな町にお住まいのアリス・ポマロイという婦人がいらっしゃるのですが、これはアダムスキーの一番弟子だった方です。アダムスキーが最もかわいがった一番弟子は、このアリス・ポマロイ婦人です。まだ健在です。

 そのアリス・ポマロイ婦人ですが、連絡がこの間、9月25日付けでありまして、大変重要な宇宙哲学的なことが書いてありました。どういうことかと言いますと、これがその手紙なんです。

 ここに写真が入ってますが、これは彼女の家に雪が積もって、ちょっと小さく見えますが、実はかなり大きな2階建ての家で7年前にここへ私、3日間ほど滞在させていただいたんです。

 何と書いてあるかと言いますと、プライベートなこともいろいろありますから、全部読むわけには行きませんが、「アダムスキーによりますと、あなたの知っているように、過去・現在・未来はすべて一つである」とこう書いてある。過去と現在と未来の区別はないんだということですね。ここの所が[ALL ONE]と書いてあります。すべて一つである。

 それから更にいろいろ書いてあるんですが、「人間が宇宙の法則について口で語るだけで、それを生活にいかさないならばその本人のマインド(心)は必然的に過去の方に向かうんだ」ということです。そしてやたら過去生のことばかり言うようになってくると言うんです。それはなぜかというと「マインドは過去のことを良く知っているからだ」というんです。

 それから「アダムスキーによると、人間はいつまでも進歩しなければ絶滅するときが来る」完全に本人の個体がなくなってしまうときが来ると言っていますが、これは皆さん方すでにご存じの通りです。14〜15回または15〜16回の生まれ変わりの期間を与えられるんですが、それでもなおかつ宇宙の法則に気づかないでいるならば、本人は元の宇宙の意識という大海の中に帰ってしまって、本人の個体性はなくなってしまうんだということですね。これはやっぱり書いてあります。

 それから更に彼女はこういうふうに言っています。「自分の考えでは」とこう前置きがありまして、「人間の来世に関する個人のフィーリングや信じている事柄(つまり来世というものはあるんだということを信じているか、あるいは全然そんなものはないんだと信じているかどっちかです。)そういうことは、いわば本人の運命によって色づけされるんだ」ということなんです。

 それで、このことはアダムスキーの婦人であったメリーですね、この人が金星に生まれ変わってそのようなことを言っているとこう結んであります。これも皆さん方ご存じの通りです。

 アダムスキーが金星に行きまして、金星人の少女に(これは地球にいた頃の奥さんのメアリーだったわけですが)この地球のことをいろいろ思い出して聞いてみたところ、もう地球のことは思い出したくない、過去のことはすべて宇宙的な進歩にとって妨げになるだけだと言っています。これは実に偉大な哲学だと思うんです。そして、少女は写真にまでも撮られたくないと言う。アダムスキーは写真に撮ろうと思ったようですが、写真を撮られたくない。なぜならば写真を撮られると、それを見た人の想念がみんな自分の方に向けられるからだということです。なかなか重要なことです。

 そういうことがこの手紙の中に書いてあります。その他、非常に重要な貴重な情報が盛られていますが、ちょっと言えませんので、だいたい手紙はこのくらいにします。

 

洞察力を持て

 それからテレパシーですね。これは非常に重要でありまして、この頃私、特に重要性を痛感して、そのテレパシックな能力を開発しようと、本当にもう真剣になって考えているんです。だからこの頃私は酒を飲みません。酒を飲むとテレパシーの開発練習に非常によくないですね。酒は飲みませんがビールを少し(一同笑)。ビールをコップに2〜3杯程度なら酒の部類に入らないでしょうから、その程度ならかまわないと思います。ウイスキー、ジンとか焼酎とか、ああいうきつい酒は一切飲まないことにしようと思っています。

 それで、テレパシックな洞察力を持たなくちゃいけないということは、なぜかといいますと、これは一つは実際に地球に来ておられるスペースブラザーズとかスペースシスターズとか、そういう方々にどっかで会ったときに、それらしい人を見たときに、何といっても私たちがテレパシーの能力でもって、相手を見抜かなくちゃいけないんです。

 むこうさんは、自分から「金星から来ましたよ」なんて、そんなこと言いやしませんからね。中にはニセ宇宙人がやって来て、自分は別な惑星から来た人間だと、ちょっと話があるから外へ行きませんかとか、ちょっと喫茶店に行きませんかとか、あるいはちょっと車に乗りませんかなどと言うでしょう。うっかりそれにのせられたら最後、どこに連れて行かれるかわからないというようなこともあるかもしれません。特にアメリカは物騒な国ですから、そういうことがよくあるようですがね。まぁ日本はそういうことはないと思います。そういうふうに相手が本物か偽物かを見抜くためには、やはりテレパシックな洞察力、つまり見抜く力です。それを本当に身につけていないと相手の正体を見抜けないですね。テレパシーによる洞察力もいいですし、オーラも見る力もなかなか重要です。

 

オーラを見よう

 スペースブラザーズとかスペースシスターズという方は素晴らしいオーラを持っておられるようですから、オーラの色までハッキリわかるようになれば、見誤るようなことはないと思います。

 オーラ開発・透視の開発法というようなことがあるかもしれませんが、あまり難しく考えると返って具合が悪いんでして、黒いようなバックの所に自分の指を持ってきますと、指が明るく見えます。その指の縁の方をそーっと見るようにしますと、そこからボーッとオーラが出ているのがだいたい見えるはずです。しかし、ちょっと動かしますと、目の網膜の残像によって、像が残りますから、それがオーラだと勘違いすることがあります。そのことに気を付けて、この縁を見る練習をするんです。

 テレパシーがどうのこうのということは、ここで説明をするまでもありません。アダムスキーのテキスト「テレパシー開発法」をお読みになれば練習法、その他いろいろのことがわかりますからここでは省略しましょう。

 

大宇宙の根元的なもの

 根本的には「宇宙の意識」というようなもの、つまり大宇宙の意識ですね。これと一体化するということが、何度も言われていることなんですが、なかなかこれは難しいです。ちょっと漠然としていますので、つかみ所がないかもしれません。大宇宙の意識といっても、これまたさらに細かく解釈しますと、これはそうですね。まず無限の英知とか無限の力、無限の生命、無限の愛、無限の調和力ですね。こういったようなものをすべてひっくるめたようなものを大宇宙の意識と言っていると思います。

 これを神と言ってもいいでしょうけれども、神と言いますと、ちょっと宗教的になってきますから、やはりアダムスキーが言っておられますように「宇宙の意識」です。人間が持っている普通のいわゆる常識的に言う意識とはだいぶ違うんですけどね。しかしもう意識としか言いようがないので、こう言っているんですけど、これをもっと言い換えて、天の父と言ってもいいわけですし、あるいは仏と言ってもいいでしょうし、言葉はどうでもいいと思いますが、何かそういうようなものの実態というものをつかめば、それでいいと思うんです。その「宇宙の意識」というものが充満した世界が、現象のこの物質の世界の奥に存在していることを、どこまで認識できるか出来ないかによって決まると思います。

 人間の発達程度というものがあるんなら、その証拠を見せてくれという人がよくあるんですが、これはもちろん物的証拠なんていうものはないんです。あくまでフィーリングによる認識の問題でありますから、物的証拠というものを、そのだいたい求めようという考え方が間違っているんで、そういうことを言っていたら、大宇宙というものの根元なるものをつかむことは出来ないと思うんです。

 昔、哲学のレポートで、この大宇宙には大生命が満ちているんだというようなことを、私が書きましたら、それを批評した先生が、そんなものは宇宙にはないんだと書いて、返ってきたことがあります。私がその時、大生命と言ったのは、人間を生かしているあの機械的な生命じゃなくて、アダムスキーの言う「宇宙の意識」といったような意味で書いたのですが、どうもそういうことは、普通の哲学者は考えないですね。

 

内部の意識の世界へ移住しよう

 ですから、これはとにかく、信ずる人が信じてやってりゃいいのです。またそれなりの効果があると思います。私なんかも普通、自分自身を観察しますと、いかにこの目とか耳とか、あるいは鼻とか口とかの4つの感覚器官に振り回されて生きているかということを、痛切に感じるものですから、これじゃいけないというわけで、時々自分で瞑想をやって、自分の内部に宿る(全身に宿ると言ってもいいでしょうが)その大宇宙の意識といいますか、それを自分で知覚しようというふうにやるわけです。瞑想という言葉は、まぁよくないかもしれませんが、そうとしか言いようがないですね。

 これはしょっちゅうやっているんです。そして自分が肉体でもって生きているんじゃなくて、その大宇宙の意識で生きているんだということを、ハッキリと認識するために、時々「ヤーッ!」と声をかけて、そしてその現象の世界からパーッと自分の生きている世界を、切り換えてしまおうというような、そういうフィーリングを起こすようにしています。

 これをこの間、GAP総会の時に講演で、内部の意識の世界へ移住しようというふうに、私が言いましたけれども、これは一種の移住でもあります。とかく私なんかは色気がおおいですからね。体の感覚器官による反応が強すぎるんです。まぁ若い証拠かもしれませんが。(一同笑)

 

目はあれどもなきがごとく

 しかしどうしても、この際私が脱却しなければいけないと思うのは、肉体の反応、これは全然無くすわけにはゆかないですからね。目はやっぱり必要だし、耳も必要なんですが、目はあれどもなきがごとく、耳はあれどもなきがごとくというような、そういう状態になるべきだと思うんです。

 目は単なる窓です。外界からの光線を受け入れる窓、それから耳は単なる聴音機です。その程度に留めておいて、本当の自分は内部の触覚である。そういうようなことを考えてですね、この頃そういう自分で、まぁ猛訓練をはじめたといってもよいでしょうね。やっているんです。ですからこれは難しいですね。口で言うのは簡単ですが、実行は大変難しいです。

 地球人は数千年を通じて、肉体の感覚器官だけで反応するように生き方をしてきまして、それが完全に習慣化をしていますから、私たちもそういうふうな習性をもう身につけてしまいまして、その殻を破るのが非常に難しいんですが、この際やっぱり殻を破らなくちゃいけないでしょうね。

 鳥がたまごの殻を破って中から飛び出るように、思い切ってやらなくちゃいけないだろうと思うんです。

 それが可能になってきますと、何かしら不思議なことが起こります。悪いことは決して起こりません。

 これはそうでしょう。当然自分が万物を生かす方向へ向かって、それと一体化するんですから、その力が俄然働いて来るはずであって、奇跡的なことが次々と起こるのは当然でしょう。

 従ってミラクルワードというようなものを唱えて実現させるのは、そういう土台があればわけなしにどんどん実現してくると思います。これも今言いましたように、大宇宙の意識の世界に移住してしまって、その上でのミラクルワードを唱えイメージを描くならば、これは本当に力強いことで、必ず実現するということになると思うんです。

 

知り合い、そして激励

 最後に、GAPの意義について、この際明確にしておきたいと思うんですが、GAPと言いますのは"Get Acquainted Program"を略した形であるということはご存じだと思います。これは知らせるという意味もありますし、知り合いになるという意味もあるんです。

 イギリスではどちらかというと、知らせるという意味を主体にとっているようですが、これは私が昔、イギリス人の女の人に聞いたときに、知らせるという意味があるとハッキリ言ってましたから、間違いないと思います。ですがアダムスキーは、いったいどういう意味でこれを始めたかということの、本当の所は私にもあまりわからなかったんですが、最近アリス・ポマロイ婦人から手紙が来ましたときに、今お見せしましたんですが、それと一緒に貴重な資料をまた送ってくれまして、これが同封してありました。

 これは、アダムスキーが1957年の7月15日付けで、各国のGAPリーダー宛に送った、一番最初の趣意書です。

 私はこれから4年後の、1961年にGAPに正式に加盟していますから、これはもらっていなかったわけです。もっとも私はGAPを始める前はアダムスキーとずっと個人的に文通はやっていましたが、日本GAPというのは始めていなかったからこれはもらっていなかったんです。

 これを見ますと、「スペースブラザーズのすすめによってこれを始めた。各国のいろいろなアダムスキー問題を知って、その関心を持って研究を始めている人たちが、お互いに連絡をとりあって、自分が孤立しないで、孤立して一人で勉強をやったり、一人で研究をやっていると時々疑問が起こってくるから、孤立しないでお互いにそういう人たちだけがまず知り合いになって、結束してやる方が良いということをこの際考えて、それでそういうようなGAPという活動を始めることにした」というようなことが書いてありました。

 ですから、これは一般の世の中の人の、あらゆる人と知り合いになるという、まぁそれも悪いことではないですけれども。それよりも何よりも、とにかくアダムスキー問題を知った人たちが孤立しないように、知り合いになるための運動であるということが、これでハッキリしてきた訳です。

 これを今もって盛大にやっているのが、実にこの日本GAPなのです。全国に15個所も支部がありまして、毎年盛大にこうして支部大会が開催され、久しぶりに遠方から集まって、お互いに旧交を暖め、激励しあう。これは本当にいいことでして、これは確実にスペースブラザーズのアドバイスに沿った線をやっているわけです。これは日本GAPだけで、私の知る限り世界でこんなにやっている所はないです。

 このGAP活動というのは、アダムスキー問題、および宇宙哲学の探求、実践ということはもちろんですが、さらにこれをもっと家族主義的にすすめて行きまして、GAPメンバーも全部一大家族だというようなつもりで、お互いに助け合い、激励しあってやっていくならば、素晴らしいことになるであろうと、私は考えているわけなんです。

 ですから、この前の総会でも申しましたように、何か相談事があれば、遠慮なしにまず地元のGAPリーダーの方に相談し、そしてそれでも解決がつかない場合は、私の方に知らせていただければ、出来るだけの援助をしましょうと私が言っているわけです。

 時間がまいりましたので、この辺で終わらせていただきます。


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