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投稿者 スターダスト 日時 1999 年 12 月 25 日 11:22:27:

回答先: 友達へ 投稿者 スターダスト 日時 1999 年 12 月 25 日 11:20:20:

ちょっと遅すぎますが、
皆様にクリスマスのプレゼントを。

GOMA BOOKS
「考えるヒント 生きるヒント V」
ジェームス・アレン 著
からの抜粋です。

ここより抜粋
************************
NO・1 私たちが、真に大切な人生の教訓をしっかりと学べるのは、
優しく、清らかで、幸せな人間になる、家庭においてである。

常におだやかな心を保ち、
清らかで優しい思考のみをめぐらし、
どんな状況のもとでも常に
幸せを感じていられること、、、、、
そんあ祝福された状況を手にすることは、
すべての人間の願いであるはずだ。
そして、この世界全体の苦悩を和らげたいと
考えている人々は、特別その思いが強くて
しかるべきだある。
なぜならば、自分自身の不親切、
不道徳、不幸せを超越できない限り、
哲学や神学理論その他を
いくら説いて歩いても、
この世界をより幸せな場所にすることなど
誰にも、絶対にできないからだ。

不親切、不道徳、不幸せとともに
毎日を生きている人間は、
この世界全体の苦悩を増大させることに、
毎日、手を貸している人間である。
一方、常に、善意とともに生き、
幸せから片時も離れないでいる人間は、
この世界全体の幸せを増大させることに、
毎日、手を貸している。
これは、どんな宗教を信じていようと、
あるいは、どんな宗教を信じていまいと、
そんなこととは何の関係もないことである。

優しく、清らかで、幸せな人間となるための
方法を学んでいない人間は、他の知識を
どんなにたくさん持っていようと、
また、聖書や仏典の文字にいくら
なじんでいようと、
ほとんど何も学んでいないに等しい。
なぜならば、私たちが、
真に大切な人生の教訓をしっかり学べるのは、
優しく、清らかで、幸せな人間に
なる過程においてであるからだ。

外部からのいかなる敵意に接しようと、
常に穏やかな気持ちで親切に振る舞うことの
できる人間は、それによって、
自分が自分の自我をしっかりと統治している
魂であること、知恵の所持者であること、
《真理》の理解者であることを、
如実に表明していることになる。

優しく、清らかで、幸せな人間は、
成熟した経験と知恵の果実であり、
ただ生きているだけで、
周囲の人々に素晴らしい
影響をおよぼしている。
彼の周囲には、常に、人々の心を和ませ、
ひいてはこの世界の幸せにも貢献する、
清らかな芳香が漂っている。

そして、真の人間らしさの威厳とともに、
やさしく、幸せに生きたいと願う人間の
誰もが、そうすることを決意することで、
いまのこのときから、
そのための作業を開始できる。


NO・2  環境への誤解

もしあなたが、環境が悪いと感じているとしたら
本当に悪いのはあなた自身である。
真の、純粋な幸せは、清らかに、非利己的に
生きることで、誰もが手にできるものである。

環境がじゃましている?
そんなことはもう、二度といわないことだ。
私たちの環境は、決して私たちに敵対するものではない。
それが私たちの周囲に存在するのは、
私たちを助けるためなのだ。
あなたの周囲で発生する、
あなたの優しさや心の平和を 脅かすものごとのすべてが
あなたの進歩に不可欠なものであり、
それを通じてのみ、
学び、
成長し、
成熟することができる。
もし、環境が悪いと感じているとしたら、
本当に悪いのはあなた自身である。

真の、純粋な幸せは、人間の心の
もっともあるべき状態であり、
すべての人間が、清らかに、
非利己的に生きることで、
それを手にいれることができる。

生きるこものすべてに、善意をむけることだ。
不親切な心、貪欲、怒りを死なせることだ。
そうすれば、あなたがたの人生は、
あなたがたを優しく包む
そよかぜのようになるだろう。

もし、あなたにこれができないとしたら、
不安と不幸せがあなたのもとを離れることは
永遠にないだろう。
しかし、信念と清い願望と決意さえあったならば、
これはあなたにとって決して困難なことではない。
近い将来、あなたはこれを見事になしとげ、
真の幸せに包まれることだろう。

失望、短気、不安、不平、非難といったものは、
どれもが思考の害毒であり、心の病である。
これらは、誤った心の状態を示唆するものであり、
これらを患っている人々に、
これまでの考え方や行動を改善するよう、強く
促している。

この世界にはたくさんの罪と苦悩が存在する。
そしてそれは、この世界がいま、
私たちの愛と思いやりを
たっぷりと必要としていることを
意味している。
この世界は、もはや、
いかなる苦悩も必要としていない。
すでに苦悩は十分すぎるほどに
存在しているからである。
この世界が必要としているものは、
私たちの苦悩ではなく、
私たちの喜びであり、幸せなのである。
それらはいま、あまりにも少ししか
存在しない。

私たちがこの世界に与えることのできる
もっとも価値のあるものは、
活力に満ちた、美しい人格である。
もし、これがなくなれば、
他のすべてのものが輝きを失ってしまうだろう。
気高く美しい人格は、群を抜いて、圧倒的に
価値のあるものであり、
いかなるものにも打倒されることなく、
あらゆる喜びと幸せを内側に収めている。

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