始まりと終わりと...PARTC


[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ 日本GAP横浜支部 BBS ] [ FAQ ]

投稿者 スターダスト 日時 1999 年 3 月 02 日 11:16:35:

回答先: 始まりと終わりと...PARTB 投稿者 スターダスト 日時 1999 年 3 月 02 日 11:02:39:

現代物理学の知見によれば、
ビッグバン当初、宇宙には、水素、もしくはヘリウムしかなかったという。
それでは、それでは、それ以外の元素はどのようにどこで作られたのか?
物理学の回答では、「恒星の中で、核融合によって作られた」のである。

恒星内部で、ヘリウムが核融合で作られ、さらに高度のエネルギー環境の
もとで、ヘリウムを含む元素どうしが核融合し、炭素、酸素、窒素をうみだす。
ひとたび、炭素、窒素、酸素が誕生すると、炭素から窒素、窒素から酸素、
酸素から炭素、というように変転を繰り返し、水素をとりいれ、ヘリウムをはき
だすサイクルができあがる。

より重い元素はどうであろうか?
物理学ではこう答える。
恒星が死ぬ時にそれが赤色巨星となり
その内部で作成されると...。

我々の血液の色は赤いが、これは、鉄の色である。
量子力学の計算によれば、重い元素が作られるとき
鉄がもっとも安定した元素であるとのこと。
これより重い元素は分裂しやすく、これより軽ければ
融合しやすい。。。

元素の組成表で、鉄が多いのも説明がつくようだ。

我々の、赤い血液中の鉄分は
かつての存在していた恒星の生涯で内部に作られた
ものなのだということ。
万物は流転する。



フォローアップ:



フォローアップを投稿

氏名:
E メール:

件名:

コメント:

リンクの URL (任意):
リンクの題名:
画像の URL (任意):


[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ 日本GAP横浜支部 BBS ] [ FAQ ]