しばし、他の高度に発達した星々に想いを巡らしましょう


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投稿者 アトム 日時 1999 年 2 月 27 日 20:24:11:

回答先: アダムスキー哲学って、なに? 投稿者 けんじねぎし 日時 1999 年 2 月 26 日 17:32:57:

 「アダムスキー哲学」ということを考えるとき、他の発達した惑星のことを抜きにしては考えられないように思います。もちろん、普遍的な愛、誠実さなどは宇宙的であり、大切なものでしょう。自己の意識を拡大していくときに、時間や空間のことも考えます。たとえば、今私がこの地球上に存在しているのはなぜだろう? 別な発達した惑星への憧れや過去に対する想い、そして未来への希望など。日常の想念とはかけはなれた宇宙的な想念を持つことで、人は進歩して行くと私は考えています。
 
 そのためには、過去から無限に繰り返されている転生やカルマの法則などから、今の自分の状態が未来の自分を形作るんだ、ということを意識しながら過ごすことが大切だと思われます。もちろん、他の惑星には素晴らしい文明があり、偉大な人類が存在するということを意識しながら。この宇宙を包み込み大きく動かしている「意志」は整然と秩序ある法則に基づいて存在しているのだと感じています。
 
 さて、私はジョージ・アダムスキー氏の著書に出会って、他の惑星の偉大な文明の存在や、精神的に素晴らしい発達を遂げたスペース・ブラザーズのことを知りました。
 その著書の第6巻、『UFOの謎』に記してあることをヒントにすれば、私たちは日常生活をどのように過ごしていけばよいかの指針が見えてきます。それを実行した向こう側には今の地球文明を遥かに越えた、素晴らしい生活が待っていると思います。法則は4つです。
 
 1.日常の健康と慰安にとって実際に必要なものだけを望むこと。
 2.偏愛することなく万人を平等とみなすこと
 3.自分の想念を観察し抑制して、いつもそれを宇宙的な状態に保つ
 4.万物が奉仕しあっていることに感謝すること
 
 まず、1から分かることは、「意識」と調和していない自らのエゴをどうするかについてです。人々はそれによって悩みを抱えています。エゴの心は物欲豊かで、欲求がその場は満たされても次から次へと際限なく欲しがり、休む暇がありません。エゴはエゴによって軋轢を生じさせます。軋轢は因習に見られます。自らの本心ではなくとも、場合によってはそれに従わねばならないことも数多くあります。スペース・ブラザーズの世界では、テレパシーが発達し個人の自由意志が宇宙全体の中で調和されています。テレパシックな想念によってお互いが理解し了承しあっているのではないでしょうか。
 
 地球には「貨幣」が存在しており、それを多く持つものは物質的な利益を享受しています。貨幣は「力」のシンボルになっています。この世界では、経済不況がありますが、進歩した惑星での彼らの文明ではそれがありません。なぜなら貨幣がないので、100%町中に貨幣が出回っているのと同じ状態なのです。不足するものは日々新しく作り出され、人々に分配されます。
 
 地球上では生産部門の他に経理事務に多くの労働が必要です。そのために休暇が少なく、人々は一生を貨幣を得るために時間を費やすことになります。
 
 しかし、今すぐに貨幣をなくし、彼らの星のようにしてしまえば、混乱は免れないでしょう。人々の「意識」に対する理解力がまだまだ彼らのレベルに達しておらず、過去からの状況が変わっていないからです。この世界の経済界を握っているのは、アメリカの金融街のウォール街だと言われています。他の惑星の真相が明らかになるのを嫌がる、暗躍組織のサイレンスグループが他の惑星の真相を隠したがるのも分かる気がします。
 
 次に2の「偏愛することなく万人を平等とみなすこと」は、なかなか難しいことです。私たちはいつのまにか他人を見下していることもあるし、自らの名誉を追い求めることもあります。そして、他人に対して、物質的にも精神的にも優れている人と劣っている人とを分けてしまっています。
 
 万人を平等とみなす、という言葉である想念が浮かびました。それはアダムスキー氏の著書『生命の科学』の中の「人間の能力はすべて等しい」からも伺えますが、「人間はこの宇宙の中で大切なポジションを持ち、誰もが必要とされている存在なんだ」ということなのです。つまり、一人間が誰もが宇宙の中心だ、ということです。どんな人でも何かしらの宇宙的な使命があって、これが最初に書いた、私がこの地球上に存在しているのはなぜだろう、の答えなのだと思います。誰もがこの目的を持って、今の位置を占めているのだろうと思います。
 
 お互いに貶めあわず、逆に高めあうようにすることが宇宙的な人間になる第一歩ではないかと思います。お互いを自分自身であるかのように意識的になり、尊敬しあい、愛し合い、高めあう。そういう喜びが創造主によって作られた私たちには与えられているのだと思います。人と人とが尊敬の念を持って協力して行われた物事は、一人ではできないことも可能にしていきます。不可能はなくなっていきます。
 
 3の「自分の想念を観察し抑制して、いつもそれを宇宙的な状態に保つ」は、このGAP内部でも実践している方は大勢いることでしょう。これはスペース・ブラザーズでさえ、いつも眠っているときでさえ観察していることです。彼らは時々、大母船に乗ってこの太陽系内やもっと遠い太陽系や銀河系を旅し、多くの館をまわります。私たちが月に行く以上にスケールの大きなことで、これ以上の生きた学習方法はないでしょう。
 
 それぞれの惑星ではそれぞれに特徴があり、かれらはお互いに尊敬して調和して生きていながらも、必要以上にお互いを干渉することはありません。そしてそれらの中の交流は盛んです。本来、人間は多くの体を交換しながら転生して行く魂の旅人だから当然かもしれません。旅は創造主の意志を知ること、自分が宇宙の意識と一体だということを知る最良の方法なのでしょう。
 
 金星ではロボットが生産作業の多くを担い、大量生産も地球以上に効率よく行われいるため、余暇のある人々は多くの創造的な活動をし、すべての人が大芸術家であり、大作曲家であり、大哲学者であり、大冒険家なのでしょう。
 
 4は、人間だけのことではなく、全体に中で万物すべてがお互いに役立ち合っていることを理解し感謝することだと思います。何の報いも求めず、奉仕する。
 
 ところが地球人のほとんどは、いつも自分の行為に対して報いを求めています。利害関係で生きているところがあります。そばにある万物が奉仕し合っているにも関わらず。
 
 万物に感謝し奉仕できれば、自分の真の心に誠実になったといえるのではないでしょうか。アダムスキー氏の著書第1巻『第2惑星からの地球訪問者』の終わりで、偉大なマスターが語っています。「今、私たちはこの食物に対して“無限なる方”に感謝します。願わくば、あなたの広大な領域内の万人が等くその恩恵にあずからんことを。この食事によって私たちの肉体が強化され、肉体の内部に宿る聖霊に貢献し、あらゆる生命の創造主たるあなたの、み心にそわんことを―――」
 
 この4つの指針をいつも心に留めて生活して行きたいと思います。
 一歩一歩確実に前進して行きましょう。



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