すべての人が、生まれ変わり続けるのでしょうか?


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投稿者 John.Lee 日時 2001 年 3 月 06 日 22:56:18:

回答先: Re: この世とあの世:補足 投稿者 らむじ 日時 2001 年 3 月 06 日 21:46:26:

|> 転生の法則は例えば次のようなことだと思います。
|> 充電用の電池のエネルギ−は使えばどんどん減ります。
|> 人間の魂すなわち「個別化された意識」はもとの宇宙の意識
|> から人間に与えられた充電用の電池のようなものです。
|> 但し、こちらは使わないとエネルギ−が減ります。
|> 私達が自然な生き方や、他人に奉仕するような生き方から
|> 離れて行けばいくほど「個別化された意識」の持つエネルギ−の
|> 量は少なくなります。応用されないからです。

個別化された意識と、その意識によって転生時点で運ばれる記憶とを混同することは危険です。個別化された意識は生命であり、摩耗することはありません。らむじさんは、有限回数の転生により絶滅を迎える可能性を意識して発言していらっしゃることと思います。肉体の心は宇宙的記憶を転生の時に持ち運ぶ事ができます。宇宙的でない不調和な記憶も一部学習のために持ち運ばれます。有限回数の学習ののち、全く不調和な成分の記憶しか転生されないことが明らかになりますと、それらの記憶はなくなります。記憶によるカルマが重くなったならば成長が難しいためゼロラインからスタートしたほうが本人のため、という理由もありましょうが、一方において、大調和の振動は永続しますが不協和音は掻き消えるという宇宙の法則が働くためでもあるのです。すべての人が生まれ変わりつづけるのでしょうか?個別化された意識の意味では、意識は永遠と考えて良いでしょう。しかし、個人的な記憶の意味では本人は正体を失います。記憶がなくなるからです。我々地球人の多くは前世を思い出す機会は多くありません。仮に全部の前世の記憶を失っていてもさほどかわりはないでしょう。進歩しつづけることが肝心です。真に宇宙的なものは永遠に存在しつづけます。応用されないエネルギーが減るのではなく、応用されない記憶は一定期間の後、棄却されるのです。誤解の危険をかえりみずさらに申しそえるなら絶滅して消去された記憶ですら宇宙の記憶(アカシックレコード)には完全に残ります。個別化された記憶からは不要であると考えられた過去の振動も宇宙の記憶の図書館には永遠に貯蔵されます。なぜならあらゆる振動にはムダがなく真理だからです。かくして、どのような罪人であっても生まれたときには生命エネルギーに満ち溢れた赤ん坊となって誕生します。各自に割り当てられた人生を懸命に生きて学習を行っていきます。個人的な関心のかたまりとしての欲望に埋もれるなら、その個人は急速に健康をそこなっていくでしょう。エネルギーが衰えるのでなく、エネルギーの表現経路を肉体の心が塞いでいくからです。

|> 自己快楽の追求や自己中心的な生き方はエネルギ−をほとんど必要としないので所有しているエネルギ−は応用されることなく、最後には消えてなくなるのです。

細胞に荒い振動の無駄な摩擦の多いエネルギー(肉体の心が生み出したもの)を通過させると細胞は痛みます。緊張した細胞と真にリラックスした細胞の違いを思い起こさなければなりません。エネルギーの量は一定でもその表現経路において宇宙的建設的な方向で役に立つ場合と我々自身や他の人達や万物に損傷を与る場合とがあるのです。エネルギーそのものには我欲という名のレッテルは貼れません。エネルギーは神の創造になるもので、我々はそれを借りているのです。借りているに使い方を誤っているため人々は苦しみます。電気の仕組みを良く理解しないで電気回路でヤケドをするならばそれは電気のせいではありません。エネルギーは保存法則があるためなくなりません。

|> 創造主が個人を転生させるかどうか決めるのではなく、結局自分自身
|> の生き方が永遠の命を保証するわけです。

自分の生き方が宇宙の法則に合致しているかどうかです。人はその生き方によって永遠の命に目覚め(真の生まれ変わり)るべきです。人がどんなに願っても宇宙の法則に反する結果は生み出せません。転生はもういやだとさけんでも転生は行われます。今回の人生でとても大事に思っていることでもそれが宇宙的でないならば次の人生でそれを取り戻す事は非常にむつかしいでしょう。たとえばお金。たとえば恨み。たとえば命より大事な恋人と心中してもダメなものはダメ。

|> 仮にエネルギ−が小となっても、ひとたび宇宙的な生き方を始めれば
|> 自己の生殖器からエネルギ−が取り込まれ太陽神経叢で増幅されて
|> 全身に配分されエネルギ−量は再び大となり消滅することはありません。

ご存知のように人体の細胞には役割があります。太陽神経叢は一種の変圧器です。エネルギー量は変えずに流れを生み出すのです。これは血液と心臓のたとえでわかると思います。心臓は圧力を生みますが血液の生産はしません。ここに注意が必要です。また、自己の生殖器から主要な大部分のエネルギーがとりこまれる、ということはありません。エネルギーは体中の細胞の一個一個に与えられています。そこからの流れをどのように使うかは本人の心がけ次第です。


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