Re: 脳と心


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投稿者 星は何でも知っている 日時 2000 年 11 月 26 日 07:11:27:

回答先: 脳と心 投稿者 松本 日時 2000 年 11 月 25 日 22:56:50:

|> |> 心とは何か、私は「先天的に備わつている英知」と
|> |> 考えます。とあります。
|> |> 氏は、私達が普段心とよんでいるものを、実は心では
|> |> なく感情であると言つています。

|> ∇脳と体(感覚器官も含め)との関係が全て解明され
|> れば、少なくとも”心”に関しては将来、明確な定義
|> が可能になるのでは、と思います。それまでは、人に
|> よって異なるイメージを持つことになるでしょう。

|> |> 損得を基準にした感情は左脳から出てくる。一方で
|> |> 楽しみながら人生を生きた人には、長寿が多く
|> |> ストレスも少ない生き方をしているとし、これは
|> |> 右脳中心の生活の結果であるとしています。

|> ∇左脳と右脳との性質の違いはかなり解明が進ん
|> できていると聞いています。たいがい、一方が
|> 主導権を握っており、もう一方が不足な点を補い
|> ながら人は生きているようですね。

|> ∇数理科学の2000年10月号に「脳と心の量子論」
|> という特集があり、その中に、”意識における
|> 非局所性の起源;茂木健一郎”という記事があり
|> ましたので、ご参考まで。やはり、心よりも
|> 意識の正体がなかなかわからない。

|> ・現代的な脳科学は、視覚や聴覚といった個々の
|> 感覚のモダリティや、運動制御、ないしは記憶、
|> 注意などの機能モジュールの研究から、脳全体を
|> システム論的に扱う方向へと発展しつつある。
|>  例えば、猿の運動前野において発見された
|> 「ミラー・ニューロン」は自分がある行為をして
|> も、あるいは他の個体が同じ行為をするのを見て
|> も同じように活動する。このようなニューロンは、
|> 感覚の情報と運動の情報が融合されて処理され
|> なければ成立し得ない。
|>  また、このようなニューロンは、相手の心の
|> 状態を読む「マインド・リーディング」や、
|> 「心の理論」といった機能にも関与している
|> 可能性がある。このような脳機能を実現するため
|> には、感覚野、運動野、前頭連合野などの脳の
|> 諸領域が、協調して機能しなければならない。
|>  もはや、意識が、脳のある特定の部位に宿る
|> などと考える人はいない。意識が、脳全体の
|> ニューロンの活動を反映したシステム論的な
|> 性質であることを、脳科学は日々明らかにして
|> いる。では、数百億のニューロンの発火の非局所
|> 的な属性を反映した意識は、いったい、いかなる
|> プロセスを経て出現してくるのか?
|>  このプロセスを、私たちは、どのような形式の
|> 下に理解すればいいのか?

*いつもありがとう御座います。
 脳と心と体の方向から、人間について探求すること
 が、一番しっくりとくるように感じられます。
 きっと、解明するプロセスが楽しいんでしょうね
 人間にとっては。




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