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投稿者 スターダスト 日時 2000 年 5 月 22 日 22:45:37:

アメリカはプリンストンの
高等研究所。
かの有名なアインシュタインが
研究生活をしていました。

若きお友達に、これまた
20世紀最大の数学者
クルト・ゲーデルがおりました。

実は、残念なことに
このあいだ本屋で知り合った本なのですが
買いそびれました。
そしてその本はなくなりました。
クルト・ゲーデルについての本です。
買っておけばよかったのに。

その本の最終章では
正統派純粋数学の枠組み内で
「神の存在証明」が
あったのです。
ゲーデルが発表したものです。

どうなっているのかは門外漢なので
わかりませんでした。
ただ、大要で、次のようなことが
書いてありました。

証明の枠組みです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−

命題A

命題B、命題C

命題D

命題Dは、すなわち神が存在することをあらわす。

命題Aからは
命題B、命題Cのうち、どちらか一方だけが
正しいことが証明される、ことが証明される。
命題Bと命題Cは、互いに
独立ではあるが、同時に成り立つことはない。
命題Cと命題非Bは、関係ない。

命題Bがなりたてば、命題Dがなりたつ。
命題Cがなりたてば、命題Dがなりたつ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

きょうお昼ご飯をたべていたら
急にこのことを思い出しました。
数学の記号が苦手な
私には意味不明だったので忘れていた
けれど、排中律を使った証明だったのですね。

最近非Aなるお話の関連で
ルート2のルート2乗のルート2乗
について書きました。

その時点では、思いもよらなかったのですがねぇ。
ゲーデルの存在証明が
ハイチュウリツであったことを

ところで
ルート2のルート2乗のルート2乗
のお話のモトネタは
高校生のころの受験参考書でした。
しつこく覚えていたんですね。
あんまり面白かったから。

ああ、時間が欲しい。
いつかあの証明を読む機会がくるのだろうか?

^^^^^^^^^^^^^^^^^
デカルトもスピノザも
論理学を駆使して
「神の存在証明」をしましたが
私には、、納得できませんでした。
きっとゲーデルにも、納得しないでしょう。

問題なのは
ゲーデルは、誰がチェックしても正しい
きちんとした数学で
「神なるもの」を定義したわけです。
それが存在すると言っているわけでして。。。
その「神なるもの」の定義はどうなっているんだろう?
というのが
すごく興味があるんです。

だって、こんな話、ホラ話みたいなんだもの。
でもホントだよ。


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