2つの馬蹄形磁石での実験


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投稿者 瑠璃 日時 1999 年 11 月 22 日 19:13:20:

実験に必要なもの
・馬蹄形磁石 2個(同じ強さ、形の磁石)
・時間 大さじ1杯

※この実験はフェライトでは、ちょっとわかりにくい。
※鉄やアルニコがおすすめ。
※ネオジム? 高すぎるぅ〜。

(1)実験の狙い
・前回の文書での、
左上:S
左下:N
右上:N
右下:S
を確かめる。
・"極"と"極性"を知る。

※※※実感するためには実験すること。※※※
(思考実験では実感し難い)

(2)方法、その都度結果
ここでは次のように呼ぶことにする。
1つめの磁石の4つの部分は、
1左上・1左下・1右上・1右下
2つめの磁石の4つの部分は、
2左上・2左下・2右上・2右下
※この実験では手の感覚で確かめるのが良い。

@爪先と踵をくっつける。
磁石を横に並べる。
爪先は両方右を向く。

1右上と2左上、1右下と2左下をくっつける。
結果:くっつく

磁石を1個ひっくりかえして、
右上と左下、右下と左上をくっつける。
結果:くっつく

A互い違いに重ねる。
磁石を重ねる。
下の磁石の爪先は右を向き、上の磁石の爪先は左を向く。

1右上に2左下、1右下に2左上が対応するようにくっつける。
結果:くっつく

1右上に2左上、1右下に2左下が対応するようにくっつける。
結果:くっつく

B極を反対にして重ねる。
磁石を重ねる。
爪先は両方右を向く。

1右上に2右下、1右下に2右上が対応するようにくっつける。
結果:くっつく
※当然ながら、右部分がくっついている。
※左部分はくっついてはいない。

Cそのまま重ねる。
磁石を重ねる。
爪先は両方右を向く。

1右上に2右上、1右下に2右下が対応するようにくっつける。
結果:反発する
※当然ながら、右部分が反発する。
※左部分は反発していない。

D3分の1ずらして重ねる。
磁石を重ねる。
爪先は両方右を向く。

(4つの部分では説明しづらいので)
1領域上6に2領域上9、1領域下6に2領域下9が対応するようにくっつける。
結果:くっつく

(3)わかったこと
実験@Aから
右上N、右下Sの先端から出ている磁力線が、
左上、左下の部分につながることもある。

実験BCから
右部分同士で吸引反発が顕著に見られる。
そのとき左部分は吸引も反発もしていない。

実験Dから
疑問が出てくる。
なぜくっつくのか?
すなわち、
極とは何か?
極性とは何か?
磁力線とは何か?


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