バーグの馬蹄形磁石の図


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投稿者 瑠璃 日時 1999 年 11 月 12 日 19:19:04:

(1)図の紹介
元々バーグが解読結果をGAに送ったものであり、GAが講演用につくった16mmフィルムからカメラで複写したものである。
現在原板に近いものはGAFが持っていると思われる。
私がよく使う図面はAdamski Network「Scout Ship no.4」のコピーである。
この中の馬蹄形磁石の図から解いてみよう。
「Permanent Magnet」(永久磁石)
「Equally devided into nine sections」(9つの部分に等分割)
「Number 7 is ? interchange ? power」(7番は?パワーの変換点)
この言葉が書いてある図のことである。

(2)図を描く、言葉の定義
バーグの図を持ってない人のために、同じ図を描くことにする。
持っている人でも描くことをお薦めする。
イメージを自分のものにするために、とりあえず手を動かしてみよう。

@馬蹄形磁石の図を描く。U形磁石でも良い。
 右側に極がくる、つまり開いた方が右になるように描く。馬蹄で言えば爪先が右。
A磁石を囲むように長方形を書く。
 @のように描いていれば、横が長い長方形になるはずだ。
B上下対称になるように横に1本線を引く。
C横に9等分する線を描く。磁石は上半分が9つの領域に、下半分が9つの領域になる。
D領域に左から番号を振る。上半分に1〜9、下半分に1〜9の番号をつける。
E領域6と7の間に縦線を引く。

ここで言葉を統一するために、磁石の部分を次のように定義する。
左上:上の領域1〜6
左下:下の領域1〜6
右上:上の領域7〜9
右下:上の領域7〜9
以後、このように呼ぶ。

F左上と右下に同じ色を塗る。
G左上と右下に向けて、行ったり来たり矢印(←→)を書く。
G同様に左下と右上に向けて、行ったり来たり矢印(←→)を書く。

これでバーグの描いた図と同じものができた。

(3)図から読みとる
さて、図から直感的に何が読みとれるだろうか。
「9等分」「領域6・7間の線」には意味がありそうだ。
しかし、これはバーグが説明のためにつけたものらしい。
だいたいネガや足跡には具体的な数値などは出てこない。

単なる図として見てみよう。
馬蹄形磁石以外には矢印がある。
また、それに対応するように色分けされている。

まず色だ。
同じ色が塗られているということは、同じ意味を持つ可能性がある。

では矢印は何だろう。
同じ色の部分を指し示している。
しかしそれは直線でも良い、矢印をつけなくても良いはずだ。

ここでバーグのネガ紡錘状の図を見てみよう。
これには矢印が描かれている。
2つの磁石のN極を矢印(←→)で指している。
そして「push on」つまり反発が起きることを示している。
記号というものは一貫した意味を持つものだ。
バーグがネガ紡錘状の図で使った矢印は、馬蹄形磁石の図でも同じ意味を持つと考えて良い。

再び馬蹄形磁石の図。
矢印は反発が起きるような向きを示している。
つまり矢印(←→)の向いた部分は同じ極を表す。
左上と右下、左下と右上はそれぞれ同じ極を表している。

(4)極の再定義
以上の考えは既存の科学には無い。
整理すると次のようになる。

馬蹄形磁石の極は、
左上:S
左下:N
右上:N
右下:S
だといえる。

※ここでのNSは逆でも良い。バーグの図と一致させるためにNSを名付けてある。

この文書に書いたことは全て直感から得られたことである。
だから、否定も肯定もできない。
これが磁気モータについての可能性を提示するかどうかは先の話だ。
次回は磁気学から同じ事を考えてみる。
ここで描いた図は以後使うのでとっておいて欲しい。


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