Re: ローマ・カトリック教会とアダムスキーについて


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投稿者 読書爺あつし 日時 2002 年 11 月 12 日 23:33:46:

回答先: Re: ローマ・カトリック教会とアダムスキーについて 投稿者 異邦人 日時 2002 年 11 月 02 日 20:27:15:

私のレスに真面目に応答くださり恐縮です。

私は残念ながらカソリック教会の内情に関しては良く知りません。またカソリック教徒達とは、出来れば志を同じくして協調路線を歩みたいと思っています。

カソリックは2億人ともいわれる信徒たちの層の厚さが強みで、その中から選ばれた人たちは皆優秀です。それで、宇宙的な視点を理解できたりオープンマインドをもった人たちが多く輩出されたのだと思います。しかし、アダムスキ氏の活躍した時代は米ソの冷戦と核兵器による人類存亡の危機にあった恐怖の時代でした。
そのような時代だからこそ、宗教や国境、人種を超えた連帯が出来たのだと私は思っています。同じような性質の問題に関してはやはり、これからも国境や主義を越えた連帯が可能だと考えられます。
しかし、それが何か特別のものであるかのように考えることはないと思います。人間の本来持っている翌求はやはり平和な世界であり、仲の良い健康な家庭や健全な生活であるわけです。それでカソリックの人たちと対話をしたければ、カソリックの教えを良く知ることが近道ではないでしょうか。

 読書爺あつし

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|> |>  どうもこんにちは。
|> |>  この件に関して誤解を生むとまずいので、ちょっと書かせていただきます。

|> |>  まず、この会見は非公式のものでした。個人的なもので通常は起きないような会見です。

|> |>  アダムスキ氏の父はカソリック教徒でニューヨークの教会に属していました。そして、幼い頃から彼も教会に通っていたので、カソリック教徒であったと言えます。事実、教会僧として教壇に立って講演している写真が残されています。
|> |>  私の想像では、そのニューヨークの司教からの紹介を受けて、著名人として法王と謁見することはありえると思うのです。アダムスキ氏はそのときヨーロッパを講演旅行中でした。

|> |>  ローマ法王ヨハネ23世は「第二回バチカン公会議」(1962年2月〜1965年)を開催したことで有名です。
|> |>  彼の招集したこの会議は、米ソの核兵器開発競争が続く冷戦のさなかに、世界の未来を憂える法王が世界平和を提唱しながら行ったものでした。類書によるとそれまでの公会議とは性質の異なる画期的なものであったようです。
|> |>  その特徴は、次の三つにまとめられ、

|> |> 1. 非カソリック教会以外のキリスト教会を招聘し多くが応じた。
|> |> 2. いかなる俗界からの圧力も干渉も受けない初の公会議であった。
|> |> 3. それまでは教会が異端と分裂の危機に瀕して開催していたのが、この会議ではむしろ積極的な建設と諸教会の一致という目的を持って開催された。(「法王ヨハネ23世 怒涛の世紀とともに」ドン・ボスコ社より。)
|> |>  ということで、世界各地から二千人以上の司教教父達が参加した盛大なものでした。また、この会議自体が1億人とも2億人とも言われる信徒を動かし、後の世界の動きを決める上で非常に重要なものだったようです。(第三次世界大戦を阻止し冷戦を終結させ核軍縮を実現した。)

|> |>  アダムスキ氏との謁見は1963年の5月31日のことで、このとき法王は既に第一回の会議(1962年2月〜12月)を終えていたのですが、重い病(胃潰瘍か?)に侵されていた時期にあたります。そしてこの会見の三日後の6月3日に亡くなられたのです。この月の22日にはケネディ米大統領との謁見が予定されていたそうです。
|> |>  しかし、「ヨハネ23世魂の日記」(ドン・ボスコ社)には、その6月2日にはコーヒーを少し飲むくらい元気になられたことが書かれているので、この辺りがどうにでもとれるところでしょう。一説には反対派から抹殺されたのだといいます。この時、リベラルな法王はアダムスキ氏のような稀有の体験談を聞きたかったのかもしれません。また次の法王パウルス6世はこの公会議を継承し、1965年、見事にその事業を完成して公会議を閉会しています。

|> |>  新アダムスキ全集「UFOの真相」の「アダムスキーとローマ法王との会見」には、その会見のことが書かれています。(以下要約)。
|> |>  アダムスキ氏がローマ法王と会見したのは、1963年5月31日午前11時過ぎ。彼はヨーロッパの二人の親派の女性活動家を伴い、サンピエトロ大寺院ヘ来て、スイス衛兵の居る通用門から中に入り、その奥にいた僧衣を着た男に僧衣を着せられて中に入り、一時間後にサンピエトロ大寺院から出てきた。
|> |>  その目的は「スペースブラザースから託されたメッセージを法王ヨハネ二三世に手渡すためである。」という。法王はアダムスキーが差し出した白い封筒を見て、「これこそ私の待ち望んでいたものだ」と言った。続いて二人はかなりの時間、話し合い、最後に法王はアダムスキーの頭上に手をあてて祝福した。

|> |>  このとき、何をスペースブラザース(異星人)が法王に知らせたのかは不明です。しかし、このメッセージは後継者(パウルス6世のことか?)に手渡されたといいます。(新アダムスキ全集「金星・土星探訪記」ページ 172「 第8章 警告」参照。)おそらく、法王に渡されたメッセージは公会議を、世界の平和と発展のために役立てる上で重要な助言がしたためられていたのではないかと思われるのです。

|> |>  翌日アダムスキ氏の元には法王庁から金のメダルが届けられました。(新アダムスキ全集「UFO・人間・宇宙」ページ 355「ヨハネ二三世から授与された黄金のメダル」、同書ページ 304「最初に印象に従えばよかった」参照。)
|> |>  現在残っているのは、この黄金のメダルと目撃者たちの証言のみです。

|> |>  読書爺あつし
|>
|>  お便りありがとうございます。アダムスキーとカトリック教会に関連についてよく解りました。唯、その当時、このような会見に対してアメリカのカトリック教会の人々がどのように受けとめをされてきたのか、とても関心があります。日本でもカトリック教会の神父さんというと、とても保守的な人という印象を受けますが、ローマカトリック教会の内部には、宇宙的な視点を理解することのできる人々が存在していたという背景があったからこそ、このような非公式での会見が可能であったということであると思えてなりません。しかし、このことは一般のカトリック教会の人々とアダムスキーの宇宙哲学の流れの人々の間に、キリスト教を基盤にどのようなテーマであれば対話は成立することでしょうか。このことは単なる個人的な問題であるのか、それとも、現在のキリスト教会の人々に対してアダムスキー哲学からのアプローチや対話が可能であるのか。アダムスキーのローマ法王との会見の出来事をとおして感じることは、ローマ・カトリック教会の中には、何か宇宙的な流れを内部に秘めているような、何か一般のクリスチャンの理解を超えたものが流れているということでしょうか。日本の一般のカトリック教会の信仰者の人々が、この問題をどのように受け止めることが可能であるのか、模索したいとも思っています。




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