らむじの子育て論


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投稿者 らむじ 日時 2001 年 4 月 03 日 23:30:47:

昨日、長男が東京方面の某企業で
入社式を迎えました。
思えば高校を卒業した年に
阪神大震災が起こり、広島方面の
大学に進学を決めた彼は、ずたずたに
なった交通機関の中、船・JR電車
新幹線を乗り継いでやっとの思いで
広島にたどり着きました。

それから六年間、大学・大学院で学び、
今春就職することになった次第です。
次男も大学に通っているため、ここ数年は
学費や生活費の仕送りで、我が家の
生活も大変でした。やっと肩の荷が
半分おりた感じです。

地位も財産もない私は、将来息子達に
譲ってやれる物はなにもないわけで
せめて彼等が社会に出て一人前に
働けるよう大学だけはなんとか
行かせてやろうと決めて、懸命に
働きました。それが私にできる
唯一の遺産相続のようなものでした。

「20才になったら家を出て行け。
大学に行っている間は面倒みてやるが
卒業したら家を出て自分の力で生きて行け、
絶対家に戻ってくるな。親も子供達の
生き方に干渉しない。」
これは、常々私が子供達に言い聞かせて
きた言葉です。

冷酷なように聞こえますが、私はこの
子育てをキタキツネから学びました。
キタキツネは、子がある程度大きくなったら
強制的に巣から追い出します。
子が淋しがって戻ってきても噛み付いて
追い払います。そのようにして行かないと
自然界の中で自立して生活していけないことを
本能的に知っているからでしょう。

地球のような不平等な経済社会で暮らして
行くのは、ある意味ではキタキツネが
自然界で暮らしていくよりも難しい
のではないかと思っています。
大学へ行かなかった私は、零細企業を
渡り歩く綱渡りのような人生でした。
もしアダムスキ−哲学に出会わなかったら
とっくに人生をドロップアウトしていたかも
知れません。

偏差値教育がいろいろ取りざたされて
いますが。大企業は依然として、高学歴
の人間しか採用しません。
子供達の将来を案ずる親たちが、容易に
ゆとり教育を受け入れることが出来ない
のはそこに原因があるからです。

新しい算数の教科書では円周率は3,14
でも略して3でもよいということに
なりました。しかしこれでは私学の
中学受験では通用しないと塾の先生が
いっていました。
親たちが学校よりも塾のほうを信頼して
しまうのも無理からぬことです。

私も、子供達を中学の時から塾に行かせ、
「大学に行きたかったら、いやでも
勉強するしかないぞ」と尻を叩いてきました。
アダムスキ−哲学と偏差値教育。
一見矛盾するようですが、この地球社会で
子育てをしながら生きていく親にとっては
妥協するしかないようです。

新社会人になった長男に、これといって
望むことはありませんが、ただひとつ
「自分のことだけを考えているうちは
半人前、人様のことを考えられるように
なってようやく一人前。」
この言葉を贈りたいと思います。



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