子育て、この難しきもの


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投稿者 煩悩とうちゃん 日時 2000 年 10 月 15 日 22:49:52:

子育てというものは本当に難しいですね。特に子供が
大きくなるにつれて。

 赤ちゃんの頃は適当にあしらうだけで、相手もそれな
りに満足し、自分でも「子供に愛情を注いでやっている
のではないか」と錯覚する。

 大きくなるにしたがって、適当では子供の方も満足し
なくなり、本格的に色々と相手をしてあげなければなら
なくなる。しかも親の方は、時間的、体力的、社会的に
かなり束縛があるにも関わらず。

 子供への愛はあっても、子供の嗜好は親と異なり十分
に求める行動で示す愛情を与えてあげることが出来ない。
心では本当に「愛している」のに。

 十分に考えずに安易な方に流れると、明らかに愛情の
方向がずれ、一方通行になることがよくある。 例えば
自分が幼少時に受け、それなりにまともに矯正効果があ
ると思っていた体罰にしてもある程度以上になってくる
と、子供に過剰防衛反応が出てきて、ハッとさせられた
経験もある。

 幼少時の記念を残しておいてやろうとしても、またも
その道がアブない方向に流れかけ、スターダストさんに
救われるとか・・・。

 子供が必要としている愛情(行動含む)は、瞬間瞬間
で異なる。それに対しどこまで「正解」を与えてあげら
れたか。私は今まで9割方不正解の方の愛情しか与える
事が出来なかった様な気がする。

 しかし、それにも関わらず、いつもいつも笑顔で子供
は私を迎えてくれる。元気を与えてくれる。

 だからたまにカラオケで、昔のタイガーマスクの終わ
りの歌(みなしごのバラード)などを歌うとつい「あぁ
だけど、そんな僕でもあの子らは慕ってくれる」のとこ
ろで感情が入りすぎてしまう。

 また「男は子供に背中で教えればよい」と仕事に没頭
する人も知人におり、かなりの部分真理だと思うがそれ
はそれで、浅い意味では親子の絆が弱くなるような気も
する。

 なんで私と妻の子としてココに生まれ変わってきたの
か、今はそこまで考える余裕は消え失せてしまった。


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