Re: 対抗的想念とその質問。


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投稿者 松本 日時 2000 年 8 月 25 日 23:24:37:

回答先: 対抗的想念とその質問。 投稿者 さすらいの鯰 日時 2000 年 8 月 25 日 18:31:36:


|>  いわゆる心霊現象の様なものだったと思います。

|>  しかしながら不思議に思うのはほとんど霊を否定し、半ば常時
|> 対抗的想念を放っている様なものだった私が、自分にとって全くの
|> 憩いの場所(恐怖とはほど遠い)でその様な体験をしたことです。

私も最近、幽霊に声をかけられました。
 教科書どうりで、12時過ぎに寝ようとすると、
なま暖かい風が吹いてきました。ベッドに横に
なってもなかなか寝付けませんでしたが、幽霊
から「アイワのパソコンをもっていないか?」と
聞かれました。
 そんなもの「ナイワ」と言ったのですが、
許してくれず何度も同じことを聞かれました。
 そのうち指で顔をつつかれたりしましたが、
この住宅地のどこかにたぶんあるからと言おう
とした瞬間、幽霊は居なくなりました。
 一時は体が金縛りにあい動かせず、また声も
ほとんど出ない状態で、どうなることやらと思い
ましたが、どうも夢の中だったようです。
 初めての経験でした。
 原因はよくわかりませんが、最近の「脳」の
研究では以下のような説明もありますので、
参考までに紹介します。
「脳と心の地形図」;リタ・カーター
 手足がいまどこにあるかを知り、姿勢のバランス
を保つ身体感覚、それが固有知覚である。
 これには、複数の感覚刺激が総合的に関わって
いる。
 皮膚や筋肉、腱からの触覚や圧力、脳からの視覚
や運動情報、それに内耳からのバランスデータ。
 これらがひとつになったものは、ほとんど第6感
と呼べるものだ。
 固有知覚には脳のさまざまな領域が動員される
ので、完全に失われることはめったにない。
 それでも脳に傷を負って固有知覚が損なわれ、
自分の身体感覚がなくなってしまう人もいる。
 また瞑想状態に入ると、意識的な脳から固有知覚
の情報が切り離され、現実感が失われた、あるいは
自分の身体が浮かんでいる感覚が引き起こされる。
 魂が肉体から離脱して宙をさまよったという、
体外遊離体験は、おそらく一時的に固有知覚が
失われた状態だろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 幻覚工場
 何もない荒地に、巨大な建物が迫ってくる幻覚
を見る人もいれば、群集が見える人もいる。
 幻覚は何時間も続くことがある。
 冬の寒い日、女性が自宅の窓から外を見たら、
向かいの野原で何頭ものウシが草を食んでいた。
 彼女は午後ずっとウシを眺めていた。
 夜になり、彼女は友人に言った。
 夜じゅうウシを外に出しておくなんて、飼い主
もひどい人ね。しかし友人は、野原には一日
ずっと何もいなかったと指摘した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 では、どうして幻覚が見えるのだろう?
 脳は外界を見たり、聞いたり、感じたりして
いない。
 刺激に反応して、自分で外界を構築している。
 その刺激はふつう外からやってくる。
 物体にぶつかってはねかえった光が、目の
なかにある光感受性のニューロンに届く。
 ニューロンは脳を刺激して、受け取った情報
に即した画像を作らせる。
 しかし脳が情報を読みあやまったり(錯覚)、
自分で刺激を作っておきながら、それを外から
入ってきた刺激だと解釈することがある。
 そうなると、見えているものが外界に存在
しているのか、それとも頭のなかにしかない
ものなのか、判断するすべはない。
 推理するよりほかにないのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 もっとも正常な人でも、外からの声と自分
の声が区別できないときがある。
 死んだ人の声が聞こえたという例はよく
あるし、強い興奮状態やストレスを受けて
いるとき、神からのお告げを聞いたと主張する
人もたくさんいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 自分の身体を記憶しようとする脳が誤った
メッセージを出すと、仰天するような幻覚が
起こることがある。
 自分と寸分たがわぬ人間の幻影を見てしまう
ドッペンゲンガーは、その好例だ。
 これは、身体地図が入っている視覚連合野の
混乱が原因とされる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 外から何も入ってこないと、脳は自分で感覚を
作り出す。つまり、幻覚も夢と同じで、つねに
気分を高めておくためにえんえん繰りひろげられ
る余興の一部なのだ。
 ステージに誰もいなくなったら、幽霊さえも
駆りだされる。・・・・・・・・・・・・・




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