使っていない思考経路,共感覚


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投稿者 Tatsuro 日時 2004 年 8 月 22 日 21:04:06:

回答先: 共感覚 投稿者 Vosne 日時 2004 年 8 月 22 日 18:00:21:


|> ところで、ホログラフック宇宙という仮説もあります。
|> 我々の世界が1枚の画面に書き込まれた情報から出来て
|> いるという説ですが、アナロジーで考えるといろいろな
|> 説が生まれてきます。
|> 「日経サイエンス,2003年11月」の記事でホログラフ
|> ィックな時空の説明なども紹介されています。
|> 現実の世界というのはほんとうのところ現在でもわかっ
|> ていないと考えるのが正しいように思えます。
|> アナロジーによる仮説と理論的整合性、自然の観測に
|> よる地道な根拠集めによって最も矛盾が無いアナロジー
|> に近づいていくことになるでしょう。
|> というわけで、最後は自然による根拠が決めてになる
|> のでしょう。時間がかかりますね。

「ホログラフィック」 「宇宙」で検索してみると、結構
面白そうな情報がいろいろ出てきます。

|> また、単純なアナロジーですが、ブラウン管テレビに
|> よるアナロジーで考えてみるのも、おもしろいかも
|> しれません。
|> イメージが浮かびやすいように我々は2次元の平面に
|> 住んでいるフラットランド宇宙の住民であるとします。
|> ブラウン管テレビの表面が我々が住んでいる2次元の
|> 空間であり、走査線は光速でこの平面をスキャンして
|> いきます。
|> このブラウン管平面に住んでいる我々から見ると、いか
|> なるものも走査線の速度である光速を超えて移動する
|> ことはできないように思われます。
|> ただし、走査線の速度と時間の関係などは、少し頭を
|> 捻らないといけないのかも知れません。

実はブラウン管の外に世界があるんだよということですね。
こういう外の場所に自分の意識をおくことができたらいろ
んなことがわかるでしょうね。
次元を増やして考えるような感じとかですね。
2次元では交わった線でも、3次元では触れないでねじれ
の位置にあるとか、、、、、
3次元では境界の内と外に分かれている現象も4次元では
自由に行き来できるとか、、、
何か複雑なドーナツ形状のようなものが思い浮かびます。

日常生活の中で、実際に似たようなことは実は我々にはす
でにできていることもあると思います。
次元がちがうことに気づくとか、違う次元で考えるとか、
比較できないことなんだよとか、もともとそんな問題はな
いんだよとか、違う問題なんだよとか、、

そういうことからはじめていけば、何か不思議なこともで
きるようになる、わかるようになるのでしょうね。

|> ∇昔は、地球が球であるということも人類は知らなかっ
|> た時代があったのですが、現代ではほとんどの人が知っ
|> ています。中には今でも地球は平らであると信じている
|> 人たちが米国にいるそうですが、普通に生活していると
|> どちらでもたいした影響はないので、信じない人もまだ
|> いるのだと思います。
|> ところが、時空という概念はまだ人類に浸透しておらず
|> ほんの一部の人たち(主に宇宙物理などに係わる科学者)
|> が議論しているのが現在の人類の状況だと思います。
|> 普通に生活している上ではどちらでも影響がなさそうに
|> 見えますからね。でも、もしほんとうにそうなら実に
|> 不思議な世界を我々は生きていることになります。
|> もしかすると、過去や未来なるものも常にどこかに存在
|> しているのかもしれませんね。

科学的に「時空」とよばれている、
その理論、概念で世界を認識したとき、歩いて10メートル
すすむことをどうやって記述するかということを想像すると、
未来のことを予言したり、遠くのものをみたり聞いたり、
言葉によらない意思伝達をしたり、、、
瞬間移動したり、ワープしたり、、、
とは直接いかないかもしれないですが、、、

ただ、歩いて10メートルすすむという発想がそもそも違う
のかもしれません。

難しいけどおもしろいですね。
外から物を見たり、次元を増やしたりすることと同じで、
できないことではないような気もします。

「人間が真にそとから物をみることができるかできないか証
明、、、」という議論もなされたことがあるのかも知れませ
んね。あるいは誰かが数学かなにかで証明したりして、、、
不完全性とか、観測者云々とか、、、

-------------------------------
|>
|> ∇蛇足ですが。

|> http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/9804/tenseg.html

この日経サイエンスの記事を読んだことがあります。

ちょっとなるほどと思ったところを引用します。

「テンセグリティーに私が興味を持ったのは、エール大学
在学中の1970年代半ばのことだ。細胞生物学と彫刻を
研究した私は、生物がいかに形づくられているかという疑
問が、科学組成ではなくその構造様式に関連した問題だと
いうことにすぐに気づいた。生物では、組織を構成する分
子や細胞はつねにあたらしいものに置き換わる。にもかか
わらず、一定のパターンと構造を維持する。私は、そのこ
とこそが生命と呼ばれる現象の本質であると考えた。」

新聞などでも、ナノテクのナノチューブとかいうものが、
テンセグリティー模型とともに紹介されていたような記憶
があります。

細胞とかウィルスの写真でフラードームのような(あるい
はサッカーボールみたいな)形をしているものもあります。
タンポポの種が飛ぶ前のふわっと丸く形作られた形とかも
美しいと感じています。

よく、「張力と圧縮力がつりあった状態」とか「プレスト
レス(あらかじめ張力を与えておいて強度を持たせる建築
・土木技術)」などといった表現が用いられますが、
僕は、力ではなくて、形状と考えています。「部材」は2
点間の距離の制限であり、圧縮財は不変で、張力財の方は
最大距離だけ決まっているような状態です。
これらの「理想的」部材が完全にこの距離の制限を守ると
したら、あらかじめ張力を与えなくても、この形は不変な
形状をとどめるはずだと思うのです。
個々の部材がいかに少ない変形をして、全体の形の変形を
形作るかという問題はもしかしたら、「応力」ということ
を持ち出した方が考えやすいのかもしれませんが、
僕は、力学というよりも、純粋な幾何学というか変形だけ
で考える見方をしたいと思っています。
だからどうだということでもないのですが。

テンセグリティーの形状そのものが非常に複雑で面白く、
軽やかで透明感があって鋭いので、何かの発想の源にはな
りやすいでしょうし、非常に自然で力学的に経済的な形状
で、人工でない自然に存在するものでありながら、意外な
盲点であったというような感じはします。
というか、これに気づいて発表した人がすごいんですが。
バックミンスター・フラーという人はそんなに古い人では
ないんです。アインシュタインとか、当時のそうそうたる
科学者たちと一緒に、大学の構内の屋外でテーブルを囲ん
で談義をしている写真を見た記憶があります。
何かまだ使っていない思考経路とか、気づいていない関係
とか、気づいていない秩序とか、調和とか、法則とか、、
メロディーとか和音とか、、、がありそうな気がします。

-------------------------------

|> ∇賢治は共感覚を持っていたのかもしれません。
|> 人によっては、世界の見え方が微妙に異なることも
|> あるのかもしれません。オーラが見えるというのも、
|> もしかすると共感覚なのかもしれませんね。

|> 数字に色を見る人たち 共感覚から脳を探る
|> http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0308/sense.html

|> 講演(要旨)「宮沢賢治と現代の子供」
|> 1999年12月5日
|> http://www.kenji.gr.jp/kaiho/hokoku20.html

|> 「色聴」と呼ばれる共感覚
|> 音のなんでも小事典 脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで
|> http://www.moriyama.com/sciencebook.97.1.htm

宮沢賢治の小説を読むと、確かにこの共感覚を感じます。
よく音を聞いて色をみるということが言われていますが、
それだけじゃないと思います。特にオーケストラの曲など
は、音の動きが見えるといいますか、楽譜が見えるといい
ますか、音の塊とか、光、壁、、どう表現しても、いやち
がうかなという感じなんですが、映画のBGMとかとも違う
視覚的な感覚がたしかにあります。
その感覚を元にその曲を楽譜に書き写せるかというと、そ
んなことはないのですが。もちろん一生懸命意識して採譜
すればできるでしょうが。

映画のようにあるいは、夢のように情景がはっきり浮かぶ
音楽ももちろんあります。

逆に、何か形を見たときに「曲を連想する」というもので
はなくて、音が聞こえてくるような感覚というものがあり
ます。

何か見て感動したときに、なにかメロディーとか和音を思
い浮かべるということは、多分作曲をしたことのある人な
らば無意識にそうならなくても意識的にそうするもんだと
思うんですが、もっと直接的で単純な感覚もあります。

それで僕はテンセグリティーに大きな興味を持っています。
学生時代模型を作ったりして、「これを楽器にできたら」
と思ったものです。今でもちょっと思っています。

それとか、音と触覚的な感覚との関連もあります。
和音と特に関連があるように思います。
これも一般によく言われている、よく響く和音、協和音、
不協和音、、というものとは違って、たとえば、
2度(音階の隣り合う音)の和音は強い圧力を持つような
感じとか、乖離した音の和音はなにか中空で軽い感じとか
、、、、
うまく組み合わせるとすごくいい手触り、肌触りの音楽を
作ることもできると思います。

現代音楽でよく使われる、トーンクラスター(密集音塊、
同時に多くの音高の音を出して、個々の音高はもはや知覚
できなくなり、音の塊として認識するようになるようなも
の)は好きですね。

共感覚が特に珍しいものとして取り上げられることが多い
ですが、みんな気づいていないだけなんじゃないかなと思
っています。





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