計算結果です。(たたき台)


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投稿者 ニアコン 日時 2002 年 12 月 02 日 22:54:44:

回答先: Re: 月面の重力は地上の64%? 投稿者 じゅん 日時 2002 年 11 月 29 日 21:12:28:

 どうも皆様こんにちは。

やっと計算ができました。以下ご参考までに数値を示しておきます。間違いがなければいいのですが・・・。

 結局、微妙なところですね。この問題は。

「遠心力を考慮した中立点」では、「遠心力」+「天体からの引力」の合力での釣り合い点を示します。この大きさは、月と地球を結ぶ直線上に月ロケットがあると考えて計算したものです。近似値ですね。またこの場合「月面上での引力」(***)はみかけの大きさを示しています。別紙のように、地球ー月間の距離は最大で5万キロも変化する(「天文学辞典」地人書館P439参照)ので、その最大値で中立点がどのくらい変化するのかを計算してみました。

●月ー地球間最大距離の場合

月と地球の距離_中立点___遠心力を考慮した中立点___ 問題の値
406740 km ___ 40605.8 km____67123.9 km _________ 69996.5 km
252743 miles _25232 miles __41710 miles ________ 43495miles
月面上の引力 _16.6 % ______( 52.7 % )__________ 58.4 %
(地球上での引力強度を100%とする。)

●月ー地球間平均距離の場合

月と地球の距離_中立点___遠心力を考慮した中立点___ 問題の値
384623 km ____38462 km______57986.3 km _________ 69996.5 km
239000 miles _23900 miles___36032 miles ________ 43495miles
月面上の引力 _16.6 % _______( 42.5 % )_________ 66.8 %
(地球上での引力強度を100%とする。)

 計算に誤差はつきものなので、多少の違いはあるかと思います。

 一応、この結果をどう取るかはまた異論のあるところでしょう。
 やはりGAFに掲載された「問題の距離」は意味のある値ではないかと思います。もっとも、原著の数値に誤植等の間違いがなければの話です。ロケットの父と言われたフォン・ブラウン博士の著書なのでそういうことは少ないと思いますが、一応考慮すべき事柄でしょう。(History of Rocketry & Space Travel; Werner von Braun, Time Magazin, report from Apollo 11, etc.)

 あと、ロケットと月ー地球が必ずしも直線上にない場合が考えられます。そのロケットの軌道がどのようなもので、その時どこに居たのかも考慮すべき事柄だと思います。

ニアコン
〜〜〜〜〜〜〜〜
|> ミューさま、C.Itoさま、こんにちは。

|> この問題は難しいですね。
|> 私は物理と数学は苦手なんです。でも昔習った理科の教科書を押入れから引っ張り出して読み直してみました。

|> 遠心力は mrω^2 です。天体からの重力は G×m1×m2/ r^2 となります。
|> 〔r - 2地点間の距離、m-質量、G-重力加速度、ω-角速度〕

|> C.Itoさまの言われることは、こういうことではないかと推測しながら計算してみました。

|> この場合、月ー地球系の中に宇宙船があると考えます。
|> つまり、月と地球を載せた丸テーブル上に宇宙船や月、地球が載っていると考え、そのテーブル全体が回転していると考えるわけです。回転の中心は地球にあります。

|> この地球と月・宇宙船を含む系は、月が地球の周囲を回転していますから、宇宙船を含めて月と同じ回転速度で全体が回転していると考えてよいわけです。回転の中心は月と地球を結ぶ直線上にあり、計算してみると、月から379949km(236096マイル)の距離にあります。つまり地球から月寄りに、4673km(2904マイル:地球の内部約2000kmの地下)のところにあります。

|> 以上から、月公転による遠心力を、それを追いかける宇宙船が同じように受けると考えれば、ωは月の回転周期と同じですから、月の公転周期27.3日を用いて、角速度ω=2π/27.3/24/60/60(ラジアン/秒)となります。つまり、ω=2.66381E-06(ラジアン/秒)です。

|> さて今度は、月から23900マイル(38462.27km)のところに宇宙船があるときの遠心力を計算してみます。
|> 地球までは239000-23900=215100(マイル;346160.4km)です。
|> このときのr(回転中心からの距離)は「回転中心から宇宙船までの距離」ですから、346160-4673=341487(km)となります。

|> したがって、このとき宇宙船の受ける遠心力は、m*r*ω^2より、0.00242 〔kg・m/s^2〕となります。(m=1kgとする。)

|> 以上をまとめてみると、月向け宇宙船の受ける力は、それぞれ下記のようになります。

|> 月からの距離   月からの引力 地球からの引力 遠心力
|> (マイル) 加速度 加速度   の加速度
|>  23900 0.00332 0.00333 0.00242
|>  43495   0.00100 0.00404 0.00220
|> 〔加速度の単位はkg・m/s^2〕

|> 従来からの引力中立点の説明数値は、月から23900マイルでした。これは月と地球からの引力を見るかぎりほぼ同じなので納得できます。しかし新たな数値、43495マイルについては、月からの引力に遠心力を足しても地球からの引力に不足します。

|> こうしてみると確かに遠心力の大きさは無視できませんが、いったい遠心力を考慮すべきなのか、それともそうでないのかという事に関して完全な説明にはなっていないようです。

|> わたしは、引力の中立点をどうやって求めるのか知らないのです。どなたか地上からの計算による以外にどうやってその数値を求めるのかご存知の方いますか?

|> じゅん

|> ----------------------------------------------
|> |> この件は「MOONGATE」(翻訳本は出ていません)という本に出ているものですが、こちらの方の計算が間違っています。
|> |> 計算式の中に遠心力の項が入っていません。
|> |> 正しい計算では一般的に言われている月の引力が結果として出てきます。
|> |> 私は、著者に連絡し、確認しています。

|> |> |>  はじめまして。

|> |> |>  米国ジョージ・アダムスキ財団のホームページを見ると、月の引力が従来の説で言われるような地上の1/6の大きさではなく、64%であることがわかったとあります。このことはアポロ計画の時に、月と地球の引力がつりあう「ニュートラルポイント」の位置が計算と違っていたことから判明したそうです。

|> |> |>  http://www.gafintl-adamski.com/html/Moon.htm

|> |> |>  これは真実なのでしょうか?
|> |> |>  また、もしそうだとすると、惑星の重力理論において何か新たなことが言えるのでしょうか。

|> |> |>  ミュー




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