意識の声 No.45 より

1994年 4月号

 

<横浜支部大会、大盛況>

 

 予告の通り三月二〇日には横浜市内の港が見える丘公園にある「ポートヒル横浜」で、第一回横浜支部大会が開催されました。参加者七二名という大盛況を呈して私も心から喜んでいます。この日、あいにく私は風邪をひいていて、鼻水の洪水みたいな状態で出かけたものですから、途中で薬局に立ち寄って鼻水止めの薬を買い、それをガブ飲みしながらしゃべるような状態でした。この講演で、前述の大婚礼で大悟した万人を祝福する件について力説したのですが、風邪を吹き飛ばしてやるという意気込みでしゃべったものですから、話に力が入りすぎて、皆さん方には意味がよく理解できなかったのではないかと危惧しています。

 

 しかし大会自体は大成功でしたね。夜の夕食会もきわめて愉快でして、和気あいあいたる雰囲気の中にお互いの友情と信頼を確認しあった次第でした。夜間はぐっすり寝たせいか、翌日、風邪はすっかりよくなって、皆さんとともに大型観光バスで市内見学に参加しました。実は四〇年昔、私の二〇歳台の若い頃、この横浜で私は不思議な体験をして危機一髪のところを助かったのです。講演でその件を詳細にお伝えしましたが、当時の横浜のイメージはケシ飛んでしまうほどに一大変貌を遂げたこの国際的な大都市を見て驚きましたね。五〇年後の日本全体がどのように変化するか見当もつきません。たぶん、国全体が一種の宇宙的な様相を帯びるようになるだろうと私はみています。その頃は世界が宇宙時代に突入しているからです。こうなれば来世紀いっぱいを生きて、地球の変化を見たいものです。そうすると二〇〇歳まで生きる必要が起こってきますが、これは難しいでしょうね。まあ、いいでしょう。その頃、私は別な惑星から地球を眺めているかもしれません。